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更新日:2024年7月1日

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11月は計量管理強調月間です

経済産業省では、社会全体の計量制度に対する理解の普及を図るために、11月を「計量強調月間」とし、計量制度の普及や社会全体の計量意識の向上を図ることとしています。  

暮らしを支える計量制度

 私たちは、毎日の暮らしの中で、いろいろなものを「計量」しています。

 例えば、生活に身近なところでは、水道やガス、電気の使用量やガソリンスタンドの給油量、食料品の計量や健康を管理するための体温、血圧、体重などがあり、また、農林水産業をはじめ、製造から流通、販売といった世界のあらゆる経済活動を考えてみても、「計量制度」は誰もが信頼して基準としている大切なインフラ制度であると言えます。

 しかし、もしも、計量器が正しくはかれるものでなかったら、また、その使い方が間違っていたら、私たちの暮らしや経済は大混乱になり、国際的な信頼も失ってしまうことになるでしょう。

「計量制度」の大切さ

  • 大宝律令や太閤検地の時代から

 日本では、701年の大宝律令によって、はじめて計量制度が統一されたといわれています。また、豊臣秀吉は、1582年から全国の土地の面積などの測量調査、いわゆる太閤検地を始めた時に、計量の単位を統一しました。

 このように、古くから、計量制度は貨幣制度と車の両輪のように、経済を支える重要な制度だと考えられてきました。

 現在では、日本の計量制度も、国際度量衡総会という世界会議できめられた、国際単位系(SI単位)を計量法の改正と合わせて導入しました。このことにより、例えば天気予報で使われていたミリバールからヘクトパスカルという表現に変わりました。

計量検定所の役割

  • 大切な「計量制度」を維持するために

 計量検定所は、この大切な「計量制度」を正確に維持するために、計量器の検定や検査などを行うほか計量思想を普及啓発して、計量制度の安全・安心を支えています。

量目立入検査で商品の重さやお店のはかりを調べる様子の写真 基準器検査で分銅の検査をしている様子の写真

 

11月1日は計量記念日

 計量記念日は、以前は6月7日と定められていましたが、1993年(平成5年)11月1日に新計量法が施行されたことに伴い、11月1日に改定されました。

 計量記念日には、全国の計量に関わる機関がさまざまな記念事業を行っています。

計量フェアかながわ2023の概要(終了しました)

〇日時:令和5年11月1日(水曜日)10時~16時

〇場所:新都市プラザ(そごう横浜店地下2階正面入り口前)

〇内容:重さ当てクイズ(午前:歯車、午後:かぼちゃ)、目方当てクイズ(スーパーボールで500g 

に挑戦!)、血管年齢測定、体組成測定、給油体験等

※予約不要。出入り自由。お気軽にお立ちよりください。

 

11月は計量管理強調月間

 経済産業省では、社会全体の計量制度に対する理解の普及を図るために、11月を「計量強調月間」とし、計量制度の普及や社会全体の計量意識の向上を図ることとしています。

 神奈川県では、この期間、県内各事業所の計量管理の実態調査やメディアを使った普及活動を行っています。

カナフルTVで計量検定所を紹介しました

 テレビやモデルの仕事で活躍中の熊井友理奈さんが計量検定所に来所され、その様子が、令和3年10月24日の日曜日、午後6時からテレビ神奈川の「カナフルTV」で放送されました。
 熊井さんが計量検定所に初めて来所し、計量に関する展示品の数々や普段見ることのできない計量検定所の内部、計量検定所の仕事についてレポートしています。
 熊井さんが徐々に計量のとりこになっていく様子が見どころです。
 皆さんも、この放送をご覧いただければ「計量」に興味をお持ちになっていただけると思います。
 ぜひ、ご家族の皆さんでご覧になってください。
 放送内容をご覧になりたい方は、トップページからご視聴可能です。

 

 計量管理強調月間ポスター

工場等、関係事業者にポスターを配布し、計量管理強調月間運動についてお知らせしています。

ポスターの原画は、県内でデザイン科のある公立高校の生徒さんに作成していただいています。

2023年計量管理強調月間ポスター

計量管理強調月間 これまでのポスター

計量管理の進展を図るため毎年ポスターを作成し、製造業、流通業等の事業者へ、各種計量関係団体へポスターを配布しています。

 

 

このページに関するお問い合わせ先

このページの所管所属は 計量検定所です。