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更新日:2024年3月29日
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神奈川県の広報紙「県のたより」のページです。毎月1日(4月号は3月31日)発行。WEB版では、バックナンバーもご覧になれます。
3人が働く自然環境保全センターは、丹沢・箱根に広がるかながわの森林を健全に保つため、人工林の整備や管理、木材の生産を行うとともに、水源環境や生態系の保全・再生を目指して多様な森林づくりを推進しています。
詳しくは2面・3面でご紹介
将来にわたり、良質な水を県民の皆様に安定的にお届けすることは、広域自治体である神奈川県のとても大事な仕事です。そのため県では、令和8年度までの20年間を計画期間とする「かながわ水源環境保全・再生施策大綱」に基づき、「水源の森林づくり」や「生活排水処理施設の整備促進」など、11の特別対策事業に取り組んでいます。
これまでの継続的な取り組みにより、さまざまな成果が現れています。例えば、森林は荒廃すると水を蓄える機能が低下してしまいますが、間伐などによる森林整備を進めたことで、“緑のダム”としての機能を回復させることができました。
また、合併処理浄化槽の整備を進めたことで、生活排水の処理率が大幅に向上しました。これにより、県民の水がめである相模湖等において、水道カビ臭の原因となるアオコの異常発生も抑えられています。
これらの特別対策事業は、県民の皆様に特別にご負担いただいている「水源環境保全税」を活用しています。大綱の期間はあと3年となりますが、その後の対応をどうするか、有識者や関係団体等で構成する「水源環境保全・再生かながわ県民会議」からの提言や、県民、市町村、県議会の皆様のご意見などを基に検討してまいります。
このページの所管所属は政策局 知事室です。