更新日:2024年4月4日
ここから本文です。
淡水魚類図鑑
コイ目コイ科
分布 | 日本各地 |
形態 | 体色は銀色で、体高は、ゲンゴロウブナよりも低い。全長は4から5年で25cm位まで成長します。 |
生態 | 日本のフナ類のうち神奈川県内には、ギンブナ、キンブナ、ゲンゴロウブナの3種類がいます。 中でもギンブナが多く、川や湖に広く分布していて、川の中流から下流に生息します。 「フナ」とか「マブナ」と呼ばれているのは本種のことが多く、かつては身近な川魚の代表でしたが、近年は減少傾向にあります。 |
備考 | ギンブナは4月から6月の大雨の後などに、水草のあるところで産卵しますが、雄はほとんど見つかりません。雌性生殖と言い、ウグイなど他の魚の精子によって発生が始まりますが、他の魚の精子はすぐに排除され、雌の遺伝子だけで発生が進む珍しい魚です。 |
ギンブナの写真
フナの稚魚 |
関連リンク
このページの所管所属は 水産技術センター内水面試験場です。