更新日:2024年4月4日
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淡水魚類図鑑
サケ目サケ科
岩手県 |
分布 | 日本海側では九州北部以北、太平洋側では利根川以北の河川、北太平洋、日本海、オホーツク海、ベーリング海 |
形態 | 海洋生活期は体背部が青黒色で腹側は銀白色。川にそ上する時期になると、黒みが増しブナの木のような色になります。全長70から80cm |
生態 | 9月から12月頃砂利底から湧水のわき出るところで産卵します。卵は、8℃で約80日後にふ化し、さらに80日ほど産卵床で過ごした後泳ぎ始めます。 4月から6月頃、川で成長した稚魚は、海洋生活に移り、3から6年後、再び生まれた川をめざして帰ってきます(母川回帰)。 |
備考 | 現在のサケ資源はほとんど人工ふ化放流事業によるものです。 神奈川県でも毎年数十匹のサケが定置網で漁獲され、年によっては河川に遡上することがあります。 |
地方名 | アキアジ(北海道)、シャケ(関東)、シロサケ、ブナ、鼻曲がり、ホッチャレ、メジカ、トキシラズ |
(岩手県にて 臼田氏撮影)
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