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更新日:2024年10月19日
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国民生活・都市生活分野の気候変動影響
気候変動による短時間強雨や渇水の頻度の増加、強い台風の増加などは、交通・電力・通信・水道・廃棄物処理などの生活に密接にかかわる様々なインフラ・ライフラインや、地域独自の伝統行事・観光業・地場産業等に影響を及ぼします。
気温上昇に伴う生物季節の変化は、国民の季節感や、サクラ・紅葉の名所等での伝統行事・観光に影響を及ぼす可能性があります。
都市部では、気候変動による気温の上昇にヒートアイランド現象が加わることで、熱ストレスが増大し、睡眠の質の低下やだるさ・疲労感の増加などといった形で、都市生活における快適さに影響を及ぼします。
国民生活・都市生活分野に係る気候変動影響
大項目 | 小項目 | 影響評価 | ||
---|---|---|---|---|
重大性※1※3 | 緊急性※2 | 確信度※2 | ||
都市インフラ、ライフライン等 | 水道、交通等 | ● | ● | ● |
文化・歴史などを感じる暮らし | 生物季節 | ◆ | ● | ● |
伝統行事・地場産業等 | ー | ● | ▲ | |
その他 | 暑熱による生活への影響 | ● | ● | ● |
※1 重大性の凡例 ●:特に重大な影響が認められる、◆:影響が認められる、-:現状では評価できない
※2 緊急性、確信度の凡例 ●:高い、▲:中程度、■:低い、-:現状では評価できない
※3 RCP2.6は厳しい温暖化対策を取った場合、RCP8.5は現状を上回る温暖化対策を取らなかった場合
出典:気候変動影響評価報告書(別ウィンドウで開きます)(2020年12月、環境省)
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