農産物の上手な利用法(青ウメの醤油漬けの作り方のアドバイス)
「農産物の上手な利用法」のページでは、オープンラボで実験された農産加工実験や神奈川県農業技術センターの過去の研究成果を紹介しています。
★漬け込み材料
昆布やカツオ節を加えて漬け込むとうま味の多い、濃厚な味となります。昆布やカツオ節は青ウメの3~5%量を青ウメと交互に容器の入れてください。
カツオ節を加えて漬け込むとき、一つかみバサッといれると、醤油の中にカツオ節が散らばって、醤油として使いにくくなるので、不織紙で作った袋に入れると漬け上がったときの処理が楽になります。
青ウメと醤油だけのものはサッパリ感が持ち味です。使い方を考えて、漬け込み材料を組み合わせてください。
★保存温度
常温でも問題はありませんが、温度が高いと微生物の生育が活発になります。特に漬け込み直後の温度が高いとウメの果実が発酵し、激しく泡立ちます。漬け込み直後はできるだけ低温に保持することが発酵を抑えることになります。
★保存管理
ウメ醤油をドンドン使うと青ウメの醤油漬けが残ります。青ウメの醤油漬けは醤油に浸かっていれば問題ありませんが、空気に触れると表面に微生物が繁殖しやすくなります。青ウメは醤油の中に漬かっているようにしてください。 ウメ醤油も表面が空気に触れると酵母が繁殖してきます。
ウメ醤油の表面が空気に触れないように注意して、管理してください。
★食べ頃
漬け込み後1~2ヶ月から、青ウメの醤油漬けもウメ醤油も使うことができます。青ウメの醤油漬けはそのままかじってもコリコリとした歯触りがよく、刻んで新鮮なサラダのトッピングやご飯に混ぜればサッパリした味と香が楽しめます。
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