農産物の上手な利用法(米の酸度調査/調査法・粒染色による判定)
「農産物の上手な利用法」のページでは、オープンラボで実験された農産加工実験や神奈川県農業技術センターの過去の研究成果を紹介しています。
(1)メチルレッド0.1gとブロムチモールブルー0.3gを量り、三角フラスコに入れる。
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(2)試薬を入れた三角フラスコにエチルアルコール150mLを加えて、溶かし、約24時間静置する。
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(3)(2)に精製水50mLを加え200mLとする。
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(4)質量比で0.1~1%の水酸化ナトリウム水溶液をつくり、滴定ビンに入れる。
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(5)体積比で原液1に対して精製水4を加え混合する。
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(7)(6)の試験管にとった希釈液に(4)の水酸化ナトリウム液を数滴ずつ加えて、黄緑色に調製したものを試薬とする。
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(9)試験管に10mLの精製水を入れ、そこに米粒100粒を投じる。
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(10)精製水と米粒100粒を入れた試験管にフタをして、軽く20回ほど振とうし、水を切る。
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(11)(10)の試験管に再度10mLの精製水を入れ、振らずに棄て、よく水を切る。
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(12)(11)に試薬10mLを加え、2分間振とうし、液を棄てる。
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(13)試験管に、10mLの精製水を注ぎ、軽くすすざ、よく水を切ってからろ紙の上に取り出す。
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(14)鮮度が悪くなるにつれて粒の色は緑色から黄色、橙色となる。
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(15)呈色した粒の色が異なるものが混ざっているなら、米粒を色別に分け、100粒に対する混入率を計算する。
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