更新日:2024年2月20日
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「農産物の上手な利用法」のページでは、オープンラボで実験された農産加工実験や神奈川県農業技術センターの過去の研究成果を紹介しています。
材料 | 作り方 | 農産物の上手な利用法の表紙 |
作り方のアドバイス |
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赤ダイコンは収穫後、葉つきのままサッと洗い、葉を切り落としてから、傷をつけないようにしながらも、ゴシゴシと良く洗ってください。
赤ダイコンは表面だけに赤い色素が含まれています。赤ダイコンは漬け上がると、ダイコン全体がピンク色に色付きます。表面だけに色が付いているのではないので、大きさや形などの切り方は盛り付けるときのことを考えてください。
家庭で漬けるなら、手近にある保存ビンやポリエチレン袋が良いでしょう。保存ビンを使うときは重石を考えなければなりません。保存ビン用の重石はないのですが、ジャムやピクルスの入っていたガラスビンが使えることがあります。保存ビンと重石に使うビンの直径の相性がよければ、保存ビンにうまく収まります。空ビンだと重石としての重量が不足するので、小砂利を入れて加重してください。
釣り糸を使って、ビンを取り出すときの下げ糸を付けてください。下げ糸がないと、保存容器から重石用のビンが取り出せず、保存容器ごと逆さにしなければならないといった、悲惨な状態になってしまいます。下げ糸は安全、衛生を考えてきれいなものを選んでください。水に濡れたら切れたり、色が滲むような糸やヒモは絶対に避けてください。
ポリエチレン袋を使うと手軽に甘酢漬けが楽しめます。切った赤ダイコンと塩、砂糖、酢を準備し、それらを全部ポリエチレン袋に入れてください。
全部をポリエチレン袋に入れ、袋の中に空気を入れた状態でチョッと振って、調味料を全体に分散させてから、ゆっくりと揉んでください。
最初は袋の外側からゆったりと押し、漬け液が出て、ダイコンが柔らかくなってきたらギュッ、ギュッと5~10分くらい、揉んでください。
漬け液がたっぷりと出てから、20~30分くらいおいて置くとダイコンの味が均一になってきます。
赤ダイコン、塩、砂糖、酢は基本的な配合です。香りにユズやレモンのようなカンキツ類を使うと爽やかさが感じられます。また、トウガラシやショウガ、サンショウなどを加えるとピリッとした辛味が楽しめます。
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