ホーム > くらし・安全・環境 > 身近な生活 > ペットの管理・動物愛護 > 動物関連のページ : 神奈川県 > 犬や猫へのマイクロチップ装着のすすめ~迷子、盗難、災害対策に~
更新日:2024年10月8日
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犬や猫にマイクロチップを装着しましょう。迷子や地震などの災害、盗難や事故などによって、飼い主と離ればなれになっても、マイクロチップの番号をリーダーで読み取り、登録されている情報と照合することで、飼い主のもとに戻ってくる可能性が高くなります。
動物の愛護及び管理に関する法律の改正に伴い、令和4年6月1日からマイクロチップ情報登録制度が開始されました。詳しくは環境省のホームページをご確認ください。
〇改正動物愛護管理法の概要
https://www.env.go.jp/council/14animal/mat51_1-1.pdf(別ウィンドウで開きます)
〇犬と猫のマイクロチップ情報登録について
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/pickup/chip.html(別ウィンドウで開きます)
令和4年6月1日から、ブリーダーやペットショップ等で販売される犬や猫について、マイクロチップの装着が義務化されました。つまり、ブリーダーやペットショップ等で購入した犬や猫にはマイクロチップが装着されており、飼い主になる際には、御自身の情報に変更登録する必要があります。
また、マイクロチップが装着されていない犬や猫を拾ったり譲り受けたりし、御自身でマイクロチップを装着した場合には、飼い主の情報を新規登録する必要があります。
現在、既に犬や猫にマイクロチップを装着し、既存の民間団体(※Fam、ジャパンケネルクラブ、マイクロチップ東海、日本マイクロチップ普及協会、日本獣医師会(AIPO))に登録されている方は、環境省のデータベースへの登録は義務ではありませんが、希望する場合は環境省のマイクロチップ情報登録サイトへ移行登録が可能です。希望される方は、マイクロチップ情報登録サイトのよくある質問のページを確認いただき、指定登録機関あて申請ください。
すでに飼い主情報を登録された方でも、登録した情報(氏名、住所、電話番号やメールアドレス等)に変更があれば、指定登録機関に届出をする必要があります。登録した情報の確認や変更の届出は、マイクロチップ情報登録サイトからオンラインで行うことができます。迷子になったときに連絡がとれるよう、必ず最新の情報に更新しておきましょう。
また、犬や猫が亡くなった場合にも届出が必要です。
(参考)犬と猫のマイクロチップ情報登録サイト 環境大臣指定登録機関公益社団法人日本獣医師会のページ
https://reg.mc.env.go.jp/owner/owner_general_menu/init(別ウィンドウで開きます)
https://reg.mc.env.go.jp/owner/faq(別ウィンドウで開きます)
令和4年6月1日以降、第一種動物取扱業者のうち犬猫等販売業者が所有する犬又は猫について、マイクロチップを装着し、環境大臣の登録を受けることとなりました。
動物取扱業者の皆様に関する変更等詳細については、下記の県動物愛護センターのホームページをご確認ください。(随時更新予定)
〇動物取扱業者の方へ https://www.pref.kanagawa.jp/osirase/1594/awc/dealers/(別ウィンドウで開きます)
マイクロチップは、直径約2mm、長さ約8から12mmの生体適合ガラスのカプセルで包まれた非常に小さな電子標識器具です。マイクロチップの中には15桁の固有番号が記録されています。固有番号は、マイクロチップリーダーという専用の読み取り装置にかざすことで読み取ることができます。マイクロチップリーダーで読み取れるのは固有番号だけになりますが、固有番号に飼い主の名前、住所、連絡先などの情報を紐付けてデータベースに登録することができます。
なお、マイクロチップリーダーの設置施設は下記のとおりです。
マイクロチップを装着しデータを登録しておくことで、大切なペットが迷子になったとき、盗難にあったとき、地震などの災害で離れ離れになったときも、飼い主のもとに戻ってくる可能性が高くなります。
マイクロチップの装着は、通常動物の体内に埋め込むことになります。体内に埋め込むことでマイクロチップの脱落や破損、データの書き換えの心配がなくなります。またマイクロチップ自体は電源を必要としないので、電池の交換は必要なく、一度体内に注入すれば、一生交換する必要はありません。体内への注入はチップ注入機という大きめの注射器のような器具を用い動物病院で行います。痛みも注射と同程度といわれており、麻酔や入院等も通常必要ありません。
マイクロチップの装着(施術)を行える動物病院については下記のマイクロチップリーダー設置施設に関するリンクもご参照ください。施術対応の有無も記載してあります。
「マイクロチップ装着のすすめ~迷子犬ツバサの行方~(約10分)」の動画です。
飼い主がふと目を離した隙に、犬が脱走してしまいました。犬は無事、見つかるのでしょうか。ぜひご覧ください。
※映像中ではマイクロチップ装着後、AIPO(動物ID普及推進会議)等民間団体に登録することを紹介していますが、令和4年6月1日以降は、環境省データベースへ登録することが義務となります。
次の施設にはマイクロチップリーダーが設置されており、読み取りを行うことができます。
迷子の動物を保護した場合、事前に連絡をした上で、近くの設置施設に保護した動物を連れて行ってください。なお、マイクロチップリーダーの貸し出しはできません。
※ 情報登録がされていないマイクロチップは、マイクロチップリーダーで読み取っても、飼い主を特定することができません。
神奈川県では、マイクロチップの情報を利用できる機会が向上するように、マイクロチップリーダーを配備している施設の公表を行っています。
マイクロチップの普及推進のために、マイクロチップの読み取り、登録情報の確認にご協力をいただける方は下記の登録フォームにご記入の上、下記の宛先あてFAXもしくは郵送にてご連絡ください。または、登録フォーム記載事項を生活衛生課へのお問い合わせフォームによりメールにてご連絡ください。
マイクロチップリーダー設置施設登録フォームPDF版
マイクロチップリーダー設置施設登録フォームWord版
神奈川県動物愛護センターでは、保護された犬・猫を新たな飼い主や動物ボランティアに譲渡しています。平成27年8月21日以降に譲渡する犬・猫は動物愛護センターでマイクロチップ装着を行った上で、譲渡します。
神奈川県動物愛護センターから犬猫の譲受を希望される方へ
https://www.pref.kanagawa.jp/osirase/1594/awc/receive/(別ウィンドウで開きます)
災害時の準備の大切さを描いた絵本が動画になりました。
飼い主さんのことが大好きなぼく(ワンちゃん)、幸せな日々を突然襲う災害。日頃から準備をしていないと・・・。
大切な家族(ペット)を守るため、ペット用の防災グッズの準備や迷子にならないためのマイクロチップの大切さなどをお伝えしています。
このページの所管所属は健康医療局 生活衛生部生活衛生課です。