初期公開日:2023年7月6日更新日:2024年4月25日

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性感染症について

性感染症についての情報を掲載しています。

性感染症は性的接触を介して誰もが感染する可能性があります。 
性感染症は感染しても無症状であることが多く、治療に結びつかないだけでなく、自分の知らない間に他の人に感染させてしまうことがあります。正しい知識とコンドームの使用など、性感染症への予防手段を知ることがとても大切です。

梅毒

近年、梅毒の感染者が急増しています。令和4年は第42週(10月17日から10月23日)で累積報告数が1万人を超えましたが、令和5年は第35週(8月28日から9月3日)で1万人を超えています。なお、第47週(11月20日から11月26日)では13,490人となっています。

梅毒は感染していても全く症状がないこともあるため、自分でも感染していることに気づかないまま、他の人に感染させる可能性があります。

進行すると目・脳・心臓などに障害が出ますが、早期に診断されれば、治療できます。

梅毒の症状や予防策を正しく理解し、不安があれば早期に検査を受けましょう。

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梅毒検査は、保健所等で匿名・無料でHIVと一緒に受けることができます。(一部、梅毒の同時検査を実施していない検査機関があります)

「神奈川県内の保健所等HIV検査実施機関一覧(無料・匿名)」(PDF:157KB)

症状がある場合、性病科、感染症科、皮膚科のほか、男性は泌尿器科、女性は婦人科で治療を受けられます。飲み薬や注射で治療ができます。

性感染症全般

性感染症セルフチェック

性感染症相談窓口

  • 感染症・予防接種相談窓口(厚生労働省)(令和6年4月1日から電話番号が変わりました)
  • TEL:03-5656-8246 午前9時~午後5時(土日祝日、年末年始を除く)
    予防接種、インフルエンザ、性感染症、その他感染全般の相談
  • 公益財団法人性の健康医学財団
    Eメール 性の健康相談(サイトメニュー「地域住民の方へ」>Eメール相談事業からアクセス)
    性感染症に関することを主とした人に言えない悩み、相談事について専門家にEメールで相談できます。

令和6年度青少年エイズ・性感染症予防講演会

HIV/エイズや性感染症についての知識や情報をお知らせするために、希望する学校等に講演会を行っています。

申込方法

県域所管の対象の学校(公立中学校・高校、私立中学校・高校、中等教育学校、特別支援学校)の担当者の方は、申込書に必要事項をご記入のうえ、所管の保健福祉事務所へFAXにてお申込みください。(令和6年度は、5月20日(月)が申込み期限です。)

申込み・問い合わせについては、所管の各保健福祉事務所へお願いします。

横浜市川崎市相模原市横須賀市藤沢市茅ケ崎市(寒川町を含む)につきましては、各市へお問い合わせください。

動画

県内の中学生、高校生を対象とした性感染症予防講演会の動画です。

e‐ラーニングシステム

10代後半から20代前半の世代向けのHIV/エイズに関する学習システムです。高校を卒業するまでに知っておいてほしいHIV・エイズに関する基礎知識を、動画と〇✕クイズで学んでいきます。

啓発冊子

この冊子は神奈川県が独自に作成し、県内の中学生、高校生対象のHIV・エイズ・性感染症予防講演会等で配布しています。

  • 高校生向け予防啓発冊子 「FOR YOU! 生と性を大切に」
  • 中学生向け予防啓発冊子 

関連情報

厚生労働省

政府インターネットテレビ

国立感染症研究所

HIV検査について

HIV/エイズの治療は大きく進歩して、早期に治療を開始、継続することで、エイズの発症を防ぎ、感染前と変わらない生活を送ることが可能になりました。それには検査を受けて早期に発見し、適切な治療を開始することが重要です。

県内の保健所等では、無料・匿名で受けられるHIV検査を実施しています。少しでも不安があれば、早めに検査を受けましょう。

HIV検査の情報はこちらから

このページの所管所属は健康医療局 保健医療部健康危機・感染症対策課です。