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初期公開日:2025年2月7日更新日:2025年2月7日
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相模川流域下水道管の緊急点検(一次点検)結果及び今後の緊急点検について
埼玉県の道路陥没事故を受け、埼玉県流域下水道管と同規模の下水管を対象に緊急点検(一次点検)を実施した結果、現在までに異常は認められませんでした。
また、多くの皆様に安心していただくため、緊急点検の範囲を県が管理する全ての流域下水道管(全延長約174km)に拡げます。
事故があった管と同規模の相模川流域下水道、約58kmについて、管が埋設されている道路における段差などの変状や、303箇所あるマンホール内の下水の流下状況を、目視で点検した結果、異常はありませんでした。
また、地中の空洞を把握できるレーダー探査車により路面下の空洞の有無を調査した結果、現在のところの速報結果として、空洞は確認されていません。
なお、詳細なデータは、現在分析中ですが、分析が終了し次第、結果をご案内いたします。
調査項目 | 調査期間 | 摘要 |
---|---|---|
道路の変状調査 | 令和7年1月30日、2月3日 | 58km |
下水の流下状況調査 | 令和7年2月3日から7日 | 303箇所 |
空洞調査 | 令和7年2月4日から7日 | 49km(探査車が走行可能な区間) |
緊急点検の結果については、県流域下水道整備事務所のホームページでも確認できます。
これまで、処理流量300,000立方メートル/日以上の処理場に接続する管径2,000mm以上の下水管を対象に点検を実施してきましたが、今後、県が管理する全ての流域下水道管に点検範囲を拡大していきます。(全延長約174km)
このうち、優先度の高い酒匂川流域下水道の管径2,000mm以上の下水管(延長約3km)については、2月14日までに点検を完了させ、その他の下水管については、その後に実施していきます。
一次点検で異常が確認された箇所については、管路内にテレビカメラを入れて詳細な調査を実施します。
また、令和7年1月30日付でお知らせしたとおり、埼玉県流域下水道管と同規模の下水管がある約58kmの区間(本日までに一次点検を実施済)について、令和5年度末時点で補修を要するとされている65箇所は、同様の調査により劣化の進行状況などを確認していきます。
なお、これらの調査により、異常が発見された箇所は、速やかに必要な補修を行います。
総延長:約174km
緊急点検拡大箇所:下図赤線の延長約116km(一次点検実施済:下図青線の延長約58km)
このページの所管所属は県土整備局 河川下水道部下水道課です。