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更新日:2024年3月28日
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県立特別支援学校高等部の卒業後の進路にかかわる情報および「産業現場等における実習」についての情報を公開しています。「障害者雇用」や「現場実習」の受け入れなどを検討される際にご活用ください。
このページでは、県立特別支援学校高等部の卒業後の進路に関わる情報及び「産業現場等における実習」(以下、「現場実習」とする。)についての情報を公開しています。「障害者雇用」や「現場実習」の受け入れなどを検討される際にご活用ください。
なお、お問合わせについては、該当する学校に直接お問合わせいただくか、特別支援教育課教育指導グループ(進路担当者宛)までご連絡ください。
県立特別支援学校高等部生徒の進路先の一つとして、企業への就職があります。令和4年度の神奈川県内特別支援学校高等部の卒業生は1449名です。そのうち347名が企業へ就労しており、多くの生徒が卒業後に企業への就労を希望しています。
県立特別支援学校の職業的自立を目指した取組としては、高等部1年次、2年次に校内で企業での作業をイメージした、「作業学習」や実際の現場で体験する「現場実習」を行い、生徒一人ひとりに合った卒業後の進路に向けた取組を実施しております。「現場実習」等を通して、人や社会にかかわること、働く意義や意欲、自己理解、自己選択、自己決定等、社会的・職業的自立に向けて、働くための基盤となる能力や態度を育てております。
また、高等部の生徒を対象として、障害のある生徒が自立した社会生活を送るために、基本的な清掃の技能や知識、目的意識を持って取組む姿勢等を身に付けさせるとともに、県立特別支援学校における職業教育の充実を図ることを目的とした「清掃技能検定」を年2回(例年8月、2月)実施しています。検定種目は、タオル、自在ぼうき、スクイジー、モップ、ダスタークロス、真空掃除機、総合種目の7種目です。各校では、主に審査員養成研修を受講した教員が、指導書を基に基本的な清掃道具の使い方、清掃の手順や検定の流れ等について、統一した指導を実施しています。
「現場実習」は、企業や事業所等の皆様に、ご理解とご協力をいただき、実際の職場などで実習を行っております。この「現場実習」を通して、実習先と本人・保護者の相互理解が図れることで、卒業後の進路に繋がります。
企業や事業所等の皆様におかれましては、この趣旨をご理解いただき、生徒の現場実習等の受入れにご協力いただければ幸いです。
現場実習の理解啓発のため、県教育委員会が作成しているリーフレットです。主な卒業後の進路先や現場実習の概要などについてご確認いただけます。
県立特別支援学校の配置図です。現場実習受入れ検討の際のご参考にしてください。
県立特別支援学校のホームページのリンク集です。現場実習などのご相談の際にご活用ください。
このページの所管所属は教育局 支援部特別支援教育課です。