更新日:2024年8月23日

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洪水や土砂災害に備えよう

洪水や土砂災害に備えよう

初夏から秋にかけては、台風や大雨による自然災害が発生しやすい季節です。

適切な避難行動をとるためには、災害発生時の迅速な情報入手だけでなく、事前に災害のリスクを把握することが大切です。

万が一に備え、自宅や学校・勤務先の近くなどにある避難場所や、水害・土砂災害が起こりやすい場所などを確認しておきましょう。

映像で災害を体験しよう! (Videos for Learning Natural Disasters)

 各画像をクリックすると動画が再生されます。

※ 災害の映像が含まれますのでご注意ください。

(NOTICE : These movies contain images of natural disasters.)

風水害編(別ウィンドウで開きます)

災害 その時を生きのびるために~風水害編~(別ウィンドウで開きます)

 → English subtitled version is here(別ウィンドウで開きます)

 ※ 上の動画は「手話・字幕入り」版となります。

「手話・字幕なし」版はこちら  風水害編 津波編 火山編

 

警戒レベルについて確認しよう!

災害対策基本法が改正され、令和3年5月20日より、市町村が発表する避難情報が変わります。

大雨警戒レベルは、3が高齢者等避難、4が避難指示、5が緊急安全確保となり、従来の「避難勧告」が「避難指示」に統一されます。

日頃からハザードマップを確認して、危険な場所にいる方は全員、避難指示までに避難を終えてください。

新たな避難情報に関するポスター・チラシ

(画像は「防災情報のページ」(内閣府)より)


避難指示情報

(画像は「防災情報のページ」(内閣府)より)

日頃から確認しておく情報

「国土交通省ハザードマップポータルサイト」(国土交通省のページへ飛びます)

 各市町村が作成したハザードマップを閲覧できます。

 

「河川の氾濫による洪水浸水想定区域図」(河港課のページへ飛びます)

 河川が氾濫した場合に、浸水が想定される区域や水深、浸水が継続する時間などが確認できます。

 

「東京湾沿岸における高潮浸水想定区域図」(河港課のページへ飛びます)

 高潮による氾濫が発生した場合に想定される区域などを確認できます。

 

「相模灘沿岸における高潮浸水想定区域図」(河港課のページへ飛びます)

 高潮による氾濫が発生した場合に想定される区域などを確認できます。

 

「神奈川県土砂災害情報ポータル」(砂防課のページへ飛びます)

 土砂災害警戒区域などに関する情報や土砂災害警戒情報の発表状況を掲載しています。

 

かなチャンTV「豪雨災害に備え、ハザードマップをチェックしよう!」(別ウィンドウで開きます)

 ハザードマップの閲覧方法について、動画で紹介しています。

 

お住まいの地域の大雨や土砂災害などの危険度情報

気象庁 高解像度降水ナウキャスト(気象庁のページへ飛びます)

 お住まいの地域の5分ごとの雨雲の動きや、60分先までの雨雲の動きの予測を見ることができます。

 

気象庁 今後の雨(気象庁のページへ飛びます)

 お住まいの地域の降水量について、15時間先まで地図上で確認できます。

 

気象庁 土砂災害警戒判定メッシュ情報(気象庁のページへ飛びます)

 大雨による土砂災害発生の危険度の高まりや、危険度に応じてとるべき避難行動について掲載しています。

 

気象庁 大雨警報(浸水害)の危険度分布(気象庁のページへ飛びます)

 大雨による浸水害(周囲より低い場所で側溝や下水が溢れ、道路などが冠水する災害)の危険度の高まりや、危険度に応じてとるべき避難行動について掲載しています。

 

気象庁 洪水警報の危険度分布(気象庁のページへ飛びます)

 大雨による洪水発生の危険度の高まりや、危険度に応じてとるべき避難行動について掲載しています。

 

神奈川県土砂災害情報ポータル(砂防課のページへ飛びます)

 土砂災害のおそれのある区域、土砂災害ハザードマップなどの平常時に確認すべき情報、雨が降り始めた際や大雨になった際に確認すべき情報について掲載しています。

 

神奈川県雨量水位情報(河港課のページへ飛びます)

 県内の時間雨量、および県内河川の水位について掲載しています。大雨の際はこちらで河川の氾濫の危険性などについてチェックしましょう。

 

避難するときの行動イメージ(風水害の場合)

風水害について市町村が出す避難情報と国や都道府県が出す防災気象情報が、5段階の警戒レベルにより提供されることになりました。防災情報の内容についてあらかじめ確認し、主体的な避難行動をとれるようにしましょう。

避難情報等

防災気象情報※1

警戒レベル

避難行動等

避難情報等

警戒レベル相当情報(例)

警戒レベル5

既に災害が発生しているか切迫している状況です。

命の危険があります。直ちに安全を確保しましょう。

緊急安全確保

(市町村が発令)

警戒レベル5相当情報(※2)

氾濫発生情報

大雨特別警報 等

警戒レベル4

全員避難

全員、危険な場所から避難先へ避難しましょう。

公的な避難場所までの移動が危険と思われる場合は、近くの安全な場所や、自宅内のより安全な場所に避難しましょう。

 

避難指示

(市町村が発令)

警戒レベル4相当情報

氾濫危険情報

土砂災害警戒情報 等

警戒レベル3

高齢者等は避難

高齢者等(ご高齢の方、障害のある方、乳幼児等とその支援者)は避難しましょう。

その他の人は、必要に応じ、普段の行動を見合わせたり、避難の準備をしたり、自主的に避難しましょう。

高齢者等避難開始

(市町村が発令)

警戒レベル3相当情報

氾濫警戒情報

洪水警報 等

警戒レベル2

避難に備え、ハザードマップ等により、自らの避難行動を確認しましょう。

洪水注意報

大雨注意報等

(気象庁が発表)

 

警戒レベル1

災害への心構えを高めましょう。

早期注意情報

(気象庁が発表)

※1これらは、住民が自主的に避難行動をとるために参考とする情報です。

※2市町村が災害の情報を確実には把握できるものではないとの理由から、警戒レベルは必ず発令されるものではありません。

状況に応じた避難行動

安全な場所へ避難

安全な場所への移動
避難所や高台、土砂災害警戒区域外の知人の家などに移動します

建物の高い所へ避難

近隣の高い建物等への移動 
近くの頑丈な建物の2階以上や、高い建物のなるべく上階に移動します

屋内の安全な所へ避難

屋内の安全な場所への避難
屋外への避難がかえって危険なときは崖とは反対側で、なるべく高い階の部屋などに避難します

  • ご自宅の災害リスクをハザードマップで確認し、避難行動を具体的に検討しておきましょう。
  • 土砂災害警戒区域や洪水浸水想定区域にいる方は、特に注意が必要です。

 

避難するときの注意(地震時・風水害時共通)

  • すぐに持ち出せるよう一時持出品を用意し、リュックに入れるなどして両手が使えるようにする。
  • ガスの元栓を締め、電気のブレーカーを切る(地震時)。
  • 底が丈夫な靴を履く。また風水害時など屋外の状況によっては、杖などを用意する。
  • 原則、徒歩で避難する(車での避難は渋滞による逃げ遅れの恐れも)。
  • 落下物から頭部を守り、切れた電線などの危険物に注意する。
  • 近所に寝たきりのお年寄りや身体の不自由な人、外国人など、手助けが必要な人が居れば、声を掛け合って避難する。

気象等の特別警報・警報・注意報などの防災気象情報

気象庁は、大雨や暴風などによって発生する災害の防止・軽減のため、気象警報・注意報や気象情報などの防災気象情報を発表しています。

注意報・警報・特別警報とは

  • 注意報とは、災害が発生するおそれのあるときに注意を呼びかけて行う予報です。
  • 警報とは、重大な災害が発生する恐れのあるときに警戒を呼びかけて行う予報です。
  • 警報の発表基準をはるかに超える大雨等が予想され、重大な災害が発生するおそれが著しく高まっている場合、特別警報を発表し、最大級の警戒を呼びかけます。

気象情報とは

気象情報は注意報や警報に先立って注意を呼び掛けたり、警報・注意報のが発表中に現象の経過、予想、防災上の留意点等を解説する場合などに発表されます。

参照

 

災害を体験しよう!

 洪水や土砂災害などの自然災害の危険性やいざという時の備えについて学習できる臨場感のある映像を公開しているほか、県総合防災センター「防災・情報体験フロア」では、暴風雨などの災害の体験をすることができます。

神奈川県水防災戦略

 神奈川県では、近年の台風などによる大規模な水害における課題や教訓を踏まえ、水害への対応策強化のための対策として、「神奈川県水防災戦略」を定め、「水害からの逃げ遅れゼロ」「県民のいのちを守り、財産・生活等への被害を軽減」という目標のもと、計画的、重点的に対策を進めています。

 神奈川県水防災戦略(PDF:1,656KB)

このページの所管所属はくらし安全防災局 防災部危機管理防災課です。