更新日:2024年8月5日
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心身の健康な状態を見える化することで、自身の健康上の課題やリスクを的確にとらえて「自分ごと化」し、具体的な未病改善の取組みにつなげていくことができます。
項番 | 領域 | 商品・サービス名 | 会社名 | 測定 | 見える化できること |
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1 | アミノインデックス® | 味の素株式会社 | 血液 |
がん・生活習慣病リスク、認知機能の状態 |
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2 | 脳梗塞リスク評価サービス | 株式会社アミンファーマ研究所 | 血液 | 脳梗塞発症リスク | |
3 | 医用電子血圧計 PASESA(血管硬化指標AVI、API) | 株式会社志成データム | 血管 | 心血管機能 | |
4 | 毛細血管スコープ 血管美人 | あっと株式会社 | 毛細血管 | 毛細血管の状態 | |
5 | N-NOSE(エヌノーズ)® | 株式会社HIROTSUバイオサイエンス | 尿 | がんリスク | |
6 | ベジチェック® | カゴメ株式会社 | 手のひら(皮膚カロテノイド量) | 推定野菜摂取量 | |
7 | 健康支援サービスMIRAMED(ミラメド) | 株式会社日立システムズ | 健診結果、アンケートへの回答 | 健康状態や生活習慣関連疾患リスク | |
8 | Genovision Dock®(ゲノビジョンドック) | NTTプレシジョンメディシン株式会社 | 血液・だ液 | 約90の病気の疾患リスクと予防法 | |
9 | ウェアラブル生体センサBIT®及び解析サービス | 株式会社人間と科学の研究所 | 心拍・呼吸・からだの姿勢 | からだとこころの健康状態、睡眠の状態(質・睡眠時無呼吸)、ストレスの状態 | |
10 | メタロ・バランス検査 | 株式会社レナテック | 血液 | がんリスク | |
11 | 近視チェックシリーズ(近視進行チェック・近視遺伝子チェック) | 横浜近視予防研究所株式会社 | 視力(屈折度) |
将来の視力の予測値 |
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口粘膜 | 近視の遺伝子リスク | ||||
12 | 歩容解析システムORPHE ANALYTICS(オルフェアナリティクス) | 株式会社ORPHE | 歩行 | 足をメインとした全身の動作 | |
13 | 簡易認知機能スケール あたまの健康チェック® | 株式会社ミレニア |
対話式 近似記憶のテスト |
認知機能の状態 | |
14 | BrainSuite(ブレインスイート)® | 株式会社CogSmart | 頭部MRI画像 |
将来の認知症リスク 脳の健康状態 |
|
15 | BHQドック | BHQ株式会社 | 頭部MRI検査画像 | 脳部位ごとの健康状態把握 | |
16 | 脳体力トレーナーCogEvo(コグエボ)® | 株式会社トータルブレインケア | ゲームを実施 | 認知機能特性と経時変化 | |
17 | のうKNOW® | エーザイ株式会社 | 脳年齢、記憶力、集中力 | 認知機能 | |
18 | MIMOSYS(ミモシス)® | PST株式会社 | 声 | ストレスの状態 | |
19 | 簡易疲労・ストレス測定システム | 株式会社疲労科学研究所 |
脈波・ 心電図 |
疲労・ストレスの状態 | |
20 | バイオピリン検査サービスパック | 株式会社RESVO | 尿 | メンタルヘルス・ストレス | |
21 | mamaniere(ママニエール) | 株式会社ポーラ | 顔動画分析 | 現時点の体の疲労傾向度や、心の状態(自律神経バランス)、心拍数レベル |
血液中のアミノ酸濃度を測定し、現在の健康状態や病気の可能性を明らかにする検査です。病気の段階から身体の状態を手軽に知ることができるなど、「未病の見える化」が期待できます。
▶AICS®(アミノインデックス®がんリスクスクリニーング)
現在がんである可能性を評価する検査
胃がん、肺がん、大腸がん、前立線がん(男性のみ)、乳がん(女性のみ)、子宮・卵巣がん(女性のみ)、膵臓がんが対象です。
▶AILS®(アミノインデックス®生活習慣病リスクスクリニーング)
〇「アミノインデックス®」 HP:https://www.ajinomoto.co.jp/products/aminoindex/
神奈川県記者発表資料(2015年8月17日)[PDFファイル/196KB]
神奈川県記者発表資料(2018年5月18日)(PDF:672KB)、別紙1(PDF:360KB)、別紙2(PDF:242KB)
世界初の脳梗塞リスク評価サービス。
血液検査だけで、自覚症状のない小さな脳梗塞(かくれ脳梗塞)の可能性を明らかにする検査です。
潜在的な脳梗塞の発症リスクに対して「未病の見える化」をすることで、生活習慣の改善と健康維持につながることが期待できます。
脳梗塞リスク評価は、全国200以上の医療機関にてオプション検査としてご利用いただけます。
〇(株)アミンファーマ研究所 HP:https://amine-pharma.com
(株)アミンファーマ研究所記者発表資料(2016年8月6日)[PDFファイル/220KB]
血圧計と全く同じ簡便さで、座位のまま片腕で血圧と独自開発の血管硬化指標AVI(動脈速度脈波指標)、API(動脈圧容積指標)を測定できるクラスII(2011年薬事承認済医療機器)。
健康測定会などでも人気がある血圧計等の計測に、新たに動脈硬化の見える化が加わることにより、より関心が集まり、行動変容につながることが期待できる。
〇(株)志成データム HP:https://shisei-d.co.jp/
(株)志成データム記者発表資料(2021年5月7日)(PDF:480KB)
指先の毛細血管を容易かつ非侵襲で観察できる毛細血管スコープ。毛細血管画像解析システムにより血管状態を数値化します。
現在の身体の状態がわかる「未病測定」のほか、食生活の偏りや運動不足などの生活習慣をカウンセリングする「支援ツール」としても活用できます。
採血不要で簡単に毛細血管の状態を把握でき、未病の状態や生活習慣を見える化することで、個人の行動変容に繋がることが期待できます。
〇「毛細血管スコープ血管美人」 HP:https://kekkan-bijin.jp/products/cas
あっと(株)記者発表資料(2022年3月22日)(PDF:278KB)
犬の1.5倍の嗅覚受容体を持つ線虫が、人の尿中からがんの匂いを高精度に検知することを活かした、がんの一次スクリーニング検査。独自のアルゴリズムを用いてがんのリスク判定を行う。簡便、かつ、一度の検査で全身(15種類)のがんリスクを調べることができます。
少量の尿を提出するだけで検査できることから、コロナ禍での検診控えがもたらす健康上のリスクの低減に貢献することが期待できます。
〇(株)HIROTSUバイオサイエンス HP:https://hbio.jp/
(株)HIROTSUバイオサイエンス記者発表資料(2022年3月22日)(PDF:1,217KB)
「ベジチェック®」は、LED(発光ダイオード)を搭載したセンサーに手のひらを約30秒押し当てるだけで野菜摂取量を推定できる機器です。
皮膚に蓄積したカロテノイド量を測定し、タブレットに推定野菜摂取量を表示します。
ご自身の食生活の状態を知り、改善した効果がわかることで食生活改善のきっかけや継続につながることが期待できます。
健康診断、健康イベント、食育、スーパー、ドラッグストア、調剤薬局等の様々な場所で活用されています。
※「ベジチェック」は医療機器ではありません。
神奈川県内「ベジチェック®」設置場所一覧(PDF:849KB)
〇「ベジチェック®」 HP:https://healthcare.kagome.co.jp/service/vege-check
カゴメ(株)記者発表資料(2023年3月28日)(PDF:250KB)
東京大学COI(注1)が開発した「MIRAMED」(注2)を搭載した特定保健指導向けの業務支援サービスです。
AIを活用して健診結果などから健康状態や生活習慣関連疾患リスクをわかりやすく「見える化」するとともに、遠隔面談やチャットを活用し、保健指導対象者(以下、対象者と記載)の行動変容をサポートします。
対象者の行動変容を促し、特定保健指導の継続率向上という社会課題の解決に資することが期待できます。
※「健康支援サービス『MIRAMED(ミラメド)』」は、疾病の診断、治療、予防を目的としていません。
(注1)東京大学COI(東京大学Center of Innovation)
文部科学省及び国立研究開発法人科学技術振興機構が主導する革新的産学連携プログラム。
2022年3月のプログラム終了後は、東京大学大学院臨床生命医工学連携研究機構に活動が引継がれています。
(注2)「MIRAMED」
国立大学法人東京大学の登録商標。メタボリックシンドロームや関連疾患のリスクを減らすための行動変容アプリケーションです。
〇「健康支援サービスMIRAMED」 HP:https://www.hitachi-systems.com/-/solution/s0310/miramed/
(株)日立システムズ記者発表資料(2023年3月28日)(PDF:1,050KB)
健康診断や人間ドックのオプション検査として、血液やだ液を採取して行う「遺伝子検査サービス」。
遺伝子配列の特徴点を解析し、遺伝子配列の特徴点と疾病罹患リスクや体質などの関係性を示す論文などに基づいて、受検者と同じ遺伝子配列の特徴点を有する集団の将来の疾患リスクや体質の傾向をレポート。
リスクが高いとされた疾患については、世の中の研究動向を踏まえ、対応法を紹介。
個人の疾患罹患リスクを遺伝子解析で評価でき、将来的な広がりが期待できる。
〇「Genovision Dock®(ゲノビジョンドック)」 HP:https://www.ntt-precisionmedicine.co.jp/service/genovision/dock/
NTTライフサイエンス(株)発表資料(2024年3月28日)(PDF:755KB)
ウェアラブル生体センサBIT®を胸部に24時間装着して生体情報を計測し、専用の解析ソフトウェアBITASで解析する。
主として睡眠中の睡眠状態、日中のストレス状態、糖尿病のリスクなど、様々な生体情報(バイタルデータ)を見える化できる。
BIT®を使用して自宅で計測し、心疾患や脳血管疾患などの生活習慣病への重症化リスクが高いと言われる睡眠時無呼吸症候群の早期発見に寄与でき、過労運転等の事故防止等への貢献も期待できる。
〇「ウェアラブル生体センサBIT®及び解析サービス」 HP:https://imsi-bit.co.jp/products/
(株)人間と科学の研究所 記者発表資料(2024年3月28日)(PDF:755KB)
血液中に含まれる微量元素の濃度バランスの違いから、現在がんである可能性をスクリーニングする検査。
採血という検査者への負担が比較的小さい方法で、「血液中の微量元素濃度のバランス」を分析・解析することで、複数の部位(胃、大腸、肺、肝臓、膵臓、前立腺、乳、子宮頸、子宮体、卵巣)の”がんリスク”を推計する。
”がん”であるリスクの高い人の絞り込みを行うことで、がん罹患者の検出率の向上と早期発見を目的とした検査で受検者の行動変容が期待できる。
〇「メタロ・バランス検査」 HP:https://metallo-balance.net/
(株)レナテック 記者発表資料(2024年3月28日)(PDF:623KB)
ウェブ上で年齢、性別、現在の視力(屈折度)を入力すると、最長10年後までの視力予測値をグラフで描画・表示する「近視進行チェック」、口腔粘膜から複数の近視感受性遺伝子を解析し、近視の潜在的な遺伝リスクを5段階で判定する「近視遺伝子チェック」により潜在的なリスクを知ることで、視力維持への啓発につなげる。
世界的な近視人口の増加に対して、未病を見える化することで、個々人の行動変容と社会課題の解決に資する可能性を秘めている。
〇「近視チェック」 HP:https://kinshi.jp/
横浜近視予防研究所(株)記者発表資料(2021年5月7日)(PDF:560KB)
小型軽量の専用センサーを足に装着した状態で歩くことで、歩行速度やストライドの長さ、左右バランスや安定性等に関わる歩行データを取得し可視化することができます。
高精度な歩容解析をメインとした全身の動作計測を簡便かつ短時間に実施することができ、計測結果をブラウザ上で確認できるサービスです。
歩行の特徴や問題点を短時間で見える化することにより、個人の行動変容と社会課題の解決に資することが期待できます。
〇(株)ORPHE HP:https://orphe.io/
(株)ORPHE記者発表資料(2023年3月28日)(PDF:676KB)
あたまの健康維持・増進や、疾病の予防・早期発見の意義を理解し、自身の認知機能に関心を持つきっかけとなることを目的とした認知機能チェックです。従来の認知機能検査では評価が難しかった若年層(30歳~)や、もの忘れの訴えのない方も受けられます。
あたまの健康状態に関する目安を、独自指標であるMPI値(0-100)を用いて結果を提示します。
独自統計分析技術を用い、検者の職能を問わず10分間で安定した経時観察が可能です。
〇「あたまの健康チェック®」 HP:https://www.millennia-corporation.jp/ninchi/mci/index.html
(株)ミレニア記者発表資料(2019年3月19日)(PDF:1,192KB)
記憶をつかさどる脳の「海馬」は脳の老化に最も先行して30代より萎縮が始まりますが、生活習慣の改善を行うことで「大きく」できる可能性があります。
海馬を萎縮させないことが、脳の健康を保ち、認知症の早期対策につながります。
「BrainSuite」は、東北大学加齢医学研究所の開発したAI画像解析技術に基づき、健康なうちから海馬の大きさを知り、予防行動につなげる検査です。(対象30代~)
海馬体積の他、同性・同年齢比較、経年変化シミュレーションに関するレポートを確認できます。
また、検査後に、海馬の3D画像閲覧や、オンライン問診・テストによる生活習慣改善レポート、脳健康相談も受けることができます。
「BrainSuite」の検査ができる施設一覧はこちら
〇(株)CogSmart HP:https://www.cogsmartglobal.com/
(株)CogSmart記者発表資料(2023年3月28)(PDF:738KB)
BHQドックは頭部MRI画像から脳の健康指標「BHQ(Brain Healthcare Quotient)」を算出し、「脳の健康状態」を見える化するサービスです。
BHQは内閣府ImPACT山川プログラムにて開発され、国際標準に承認されている指標です。
BHQドックにより、「脳の健康状態」の数値を同年代の平均数値と比較できる他、社会性や認知制御、モニタリング関連の脳部位の健康状態がわかり、継続的に計測することにより経年推移をみることができ、ご自身の生活習慣の改善や継続につなげることが期待できます。
〇BHQ(株) HP:https://www.bhq.co.jp/
BHQ(株)記者発表資料(2023年3月28日)(PDF:955KB)
楽しくゲームをしながら脳体力(認知機能)のチェックとトレーニングができるクラウドサービス。
エビデンスに基づき、計画力、記憶力、注意力、空間認識力、見当識など脳体力(認知機能)の数値化が可能。個々の特性を把握し、経時変化を確認する事ができます。
健常な段階からのチェックで自己の脳体力を知り、脳体力トレーニングや生活習慣の見直しなどの行動変容を促すことで、未病改善につなげます。
早期対応での個々の健康寿命延伸による医療・介護保険料の削減や、スポーツ、メンタルヘルス、車の運転など様々な分野での活用も期待されています。
〇「CogEvo®」 HP:https://cog-evo.jp/
〇(株)トータルブレインケア HP:https://tbcare.jp/
(株)トータルブレインケア記者発表資料(2023年3月28日)(PDF:448KB)
スマホ端末等からトランプを用いた約15分の認知機能チェック(脳年齢、集中力、記憶力)を行う。
海外で開発され広く使われている認知機能チェックの仕組みを、日本において脳の健康度を測る非医療機器のセルフチェックツールとして開発したもの。
短時間で手軽に自己の脳の健康度を客観的に自覚でき、日常行動の変容を促すことが期待できる。
〇エーザイ(株) のうKNOW® HP:https://nouknow.jp/
エーザイ(株)記者発表資料(2024年3月28日)(PDF:686KB)
スマホ等で、声からストレスに対する即時反応や最近の傾向を数値化する音声分析技術が、MIMOSYS®です。
この技術は、人が意図的に制御できない声帯の緊張度を音声分析することで、客観的かつ簡単にユーザーのメンタルヘルスを可視化します。MIMOSYS®は、PSTのクラウドシステムを通じ、管理者機能つきアプリやシステム連携によってご利用いただくことが可能です。
MIMOSYS®の導入により、メンタルヘルスの自己管理をはじめ、第三者による気づきや早期介入、業務上の安全性や生産性の管理等、未病改善につながることが期待できます。
〇「MIMOSYS®」 HP:https://medical-pst.com/products/mimosys/
さがみロボット産業特区での支援について[PDFファイル/156KB]
小型の機器を使用して脈波及び心電波を測定し、自律神経のバランスや活動量を計測することで、疲労・ストレスの状態をスマートフォン等に表示するシステム。
疲労・ストレスの状態を見える化することで、企業等が行う従業員の健康管理に役立てることが期待できます。
〇(株)疲労科学研究所 HP:https://www.fatigue.co.jp/
○簡易疲労・ストレス測定システムVM600チラシ(PDF:124KB)
過度な心理的ストレスを受けた時や精神疾患にかかった時に、尿中に「バイオピリン」という物質が顕著に増加することを利用した新たなメンタルストレスチェッカーです。
コロナ禍で精神疾患のリスクが増加している中、無自覚のメンタルストレスを可視化することで、個人の行動変容の促進及び社会課題の解決に資することが期待できます。
〇(株)RESVO HP:http://resvo-inc.com/
(株)RESVO記者発表資料(2023年3月28日)(PDF:354KB)
無料で使える産後ケアアプリ。
産後の女性の生活や、乳幼児を育てていく育児環境をより向上させるため、心とからだの状態を顔写真から分析する独自の顔分析技術を活用し、産後の”今”の心と身体の状態を分析。
分析結果をもとに、おすすめなケアや情報も提案するもので、産後の女性の未病の見える化と改善に期待できる。
〇(株)ポーラ mamaniere HP:https://mamaniere.pola.co.jp/
(株)ポーラ 記者発表資料(2024年3月28日)(PDF:456KB)
※マークの説明
ME-BYO BRANDに認定している「未病を見える化」する商品・サービスです。
「生活習慣の改善」に役立つ商品・サービスです。
「生活機能の改善」に役立つ商品・サービスです。
「メンタルヘルス・ストレス」の状態を見える化する商品・サービスです。
「認知機能」の状態を見える化する商品・サービスです。
このページの所管所属は政策局 いのち・未来戦略本部室です。