更新日:2024年11月12日

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がんゲノム医療と治験

がんゲノム医療と治験について説明するページです

目次

 

1 がんゲノム医療
2 治験

1 がんゲノム医療

がんゲノム医療とは、がん細胞の遺伝子情報をもとに最適な治療薬をマッチングする医療のことで、治療ではありません。

どんなことをするの?

  1. がん細胞の遺伝子変異検査(がん遺伝子パネル検査)
  2. がんの専門家チームが治療薬の情報と遺伝子パネル検査結果を照らし合わせて最適な治療薬を提言
  3. 主治医が提言をもとに推奨された治療を行う

どこで受けられるの?

がんゲノム医療拠点病院 神奈川県立がんセンター
東海大学医学部付属病院
聖マリアンナ医科大学病院
横浜市立大学附属病院
がんゲノム医療連携病院 横浜市立市民病院
北里大学病院
(エキスパートパネル実施可能)
神奈川県立こども医療センター
昭和大学横浜市北部病院
藤沢市民病院
横浜市立みなと赤十字病院
横浜市立大学附属市民総合医療センター
横須賀共済病院
横浜労災病院
昭和大学藤が丘病院
湘南鎌倉総合病院

誰でも受けられるの?

保険診療で受けるには、一般的には次の条件があります。

  1. 標準治療がない固形がん患者
  2. 局所進行もしくは転移があり、標準治療が終了した(終了見込みを含む)固形がん患者
  3. 全身状態および臓器機能から、遺伝子パネル検査後に薬物治療の適応となる可能性が高いと主治医が判断した患者

費用は?

  • 遺伝子パネル検査については、かかる費用(56万円)の3割負担(17万円弱)となります。
  • それ以外の費用については、個別に病院にお問い合わせください。

 

2  治験

 

治験ってなに?

新しい薬や治療法の効果や安全性を科学的に調べる研究を「臨床試験」といい、その中でも特に厚生労働省から薬・医療機器としての承認を得ることを目的として行う臨床試験を「治験」といいます。
これらは研究段階の医療ですが、より多くの患者さんにより良い治験を提供するために細心の注意を払いながら実施されています。

 ・厚生労働省のページはこちら(別ウィンドウで開きます)

 ・国立がん研究センター・がん情報サービスのページはこちら(別ウィンドウで開きます)

 ・日本製薬工業協会のページはこちら(別ウィンドウで開きます)

どこで受けられるの?

どのようながんの治験がどこで受けられるかが、こちらで調べることがきます。
(検索方法については、こちら(別ウィンドウで開きます)をご覧ください。)

治験は研究段階の医療のため、実施している病院は限られており、治験に参加するための条件も設けられています。
参加を希望される治験が見つかりましたら、まずは主治医やがん相談支援センターにご相談ください。

このページの所管所属は健康医療局 保健医療部がん・疾病対策課です。