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更新日:2024年10月23日
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2024年3月29日 ポリ塩化ビフェニル(PCB)廃棄物のページをリニューアルしました
2023年10月5日 令和5年度PCB廃棄物の適正な処理促進に関する説明会(説明会の特設サイトは閉鎖されました)
2023年10月5日 発見事例
2023年6月30日 令和5年度 PCBに汚染された変圧器の高効率化によるCO2削減推進事業
ポリ塩化ビフェニル(PCB)は水にきわめて溶けにくく、沸点が高いなどの物理的な性質を有する主に油状の物質です。熱で分解しにくい、不燃性、電気絶縁性が高いなど、化学的にも安定していることから、トランスやコンデンサ等の電気機器の絶縁油、熱媒体として使用されていました。
しかし、昭和43年に発生した「カネミ油症事件」により、発ガン性の疑いがあり、皮膚障害を引き起こすことが判明したため、昭和47年に製造中止となりました。
高濃度PCB廃棄物と低濃度PCB廃棄物についてはこちら(環境省ホームページ)
ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法により、PCB廃棄物は、次の処分期間内に、それぞれの処分先で処分しなければなりません。処分期間内に処分しない場合は、行政処分の対象となります。
PCB廃棄物の種類 | 処分期間 | 処分先 | |
高濃度 |
変圧器、コンデンサー、PCB油等 |
処分期間終了※ (令和4年3月31日まで) |
中間貯蔵・環境安全事業㈱(JESCO)東京PCB廃棄物処理施設 |
安定器、汚染物、3kg未満の小型電気機器等 |
処分期間終了※ (令和5年3月31日まで) |
中間貯蔵・環境安全事業㈱(JESCO)北海道PCB廃棄物処理施設 |
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低濃度 | 低濃度PCB廃棄物 | 令和9年3月31日まで | 無害化処理認定施設等(環境省ホームページ) |
低濃度PCB廃棄物の処分期限は令和9年3月31日までです。
製造から30年以上経過した古い電気機器には、PCBに汚染されているものがあります。倉庫やお手元の機器の調査をお願いします。
調べて適切に処分!低濃度PCB廃棄物(環境省パンフレット)(PDF:4,363KB)
低濃度PCB廃棄物についての解説動画(環境省)助成事業(環境省)
PCB廃棄物を発見した場合は、①県への届出及び②処分期間内の処分が必要です。詳しくは、以下のページをご覧ください。
PCB特別措置法に関すること | 神奈川県及び政令市 |
電気事業法に関すること | 関東東北産業保安監督部 電話048-600-0387 |
変圧器・コンデンサー等の電気機器全般 | (一社)日本電機工業会 |
安定器のPCB含有の有無に関すること | (一社)日本照明工業会 |
高濃度PCB廃棄物の処分に関すること | 中間貯蔵・環境安全事業株式会社(JESCO) |
分析業者の紹介 | 神奈川県環境計量協議会 電話045-790-5280 |
産業廃棄物処理業者(PCB廃棄物処理業者を除く)の紹介 |
(公社)神奈川県産業資源循環協会 電話045-681-2989 |
適正処理グループ
電話 045-210-4151
このページの所管所属は環境農政局 環境部資源循環推進課です。