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更新日:2024年4月19日
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相模ダムを将来にわたり健全に保ち、電力及び水道用原水の安定供給を図ることを目的に、老朽化した放流施設の更新(ゲートやピア、開閉装置等の放流施設工事)及び長年にわたる放流水の影響により浸食が進行している下流河道の保護(副ダム等の下流施設工事)を行うものです。
事業概要工事内容スケジュール水理模型実験 相模ダムプレミアムダムカードPR動画(外部サイトへリンク)
相模ダムリニューアルPR動画
ダム上流面(正面)
ダム下流面(背面)
ダム下流の河道は、長年の放流の影響で、河床の洗堀や河岸の浸食が進行しています。また、洗堀された土砂等が、相模発電所の放水口前に堆積しており、放流水を阻害しています。
放流時のダム下流の状況
平常時のダム下流の状況
下流右岸から対岸(下流左岸)を望む
ダム堤体は、コンクリート表面のひび割れや剥離等の劣化が確認されているものの、十分な強度を有しており、健全性は確認されています。一方、ゲートを支える柱である鉄筋コンクリート製の「ピア」は、部分的に劣化が進行しています。また、ゲート設備は、定期的な点検とともに、ワイヤーロープや水密ゴムの交換など計画的な維持管理に努めてきましたが、鋼鉄製のゲート扉体や開閉装置は、更新が必要となっています。
堤体下流面(背面)の状況
ピアの状況
約420億円(税込み)
令和6年度から令和24年度まで(調査・検討期間:令和元年度から令和5年度)
長年にわたる放流水の影響により洗堀及び浸食が進行している下流河道の保護を図るため、ダム直下に新たに副ダム等を構築します。
放流施設の老朽化が顕在化していることから、既設の放流施設の下流側に新たな放流施設を構築します。
(調査・検討期間:令和元年度から令和5年度)
令和元年度と令和2年度は、リニューアル前となる現況のダムを再現し、水理模型実験を行ったので、実験の目的や流れ、成果について紹介するね。 |
水理模型実験(リニューアル前)の詳細については、「相模ダムの水理模型実験について」をご覧ください。