神奈川県の農業は、県民の皆様へ新鮮で安全・安心な食料等を供給するとともに、良好な景観の形成や情操のかん養をはじめとする多面的機能を提供しています。一方、輸入農畜産物の増加による農畜産物価格の低迷等により、農家や農地の減少、担い手の高齢化と耕作放棄地の増加等の課題を抱えています。
こうした課題に対応し、本県農業を持続的に発展させるため、農業者及び農業関係団体の主体的な取組み、県民の理解と協力、県の施策の推進等を示した神奈川県都市農業推進条例を制定し、平成18年4月1日に施行しました。
神奈川県都市農業推進条例
新鮮で安全・安心な食料等の供給と農業の有する多面的機能の発揮により、都市農業を持続的に発展させ、県民の健康で豊かな生活の確保を図るため条例を制定しました。
神奈川県都市農業推進審議会
県の附属機関として、指針の策定や改定及び都市農業を持続的発展に関する重要事項について審議を行っています。
かながわ農業活性化指針
神奈川県都市農業推進条例第8条第1項に規定する都市農業の持続的な発展に関する指針として定めています。
かながわの農林水産業出前講座
県では、野菜、果実、牛乳、鮮魚など新鮮で安全・安心な農林水産物の供給や、農地や森林のある緑豊かな景観を守る取組などを推進しています。このような農林水産業の現状や県の取組を県民の皆様にわかりやすくお知らせするため、「かながわの農林水産業出前講座」を実施しております。
電子申請による受講申込み(事前に電話045-210-4023でご相談くださいますようお願いします。)
遺伝子組換え作物の栽培について
神奈川県内で遺伝子組換え作物を屋外等で栽培する場合に必要な手続き等の情報を提供しています。
都市農業の振興における県内農学系大学との連携について
神奈川県では、農業に関する知的資源を有する県内にキャンパスを持つ農学系大学と、都市農業の振興に関する協定を締結し、連携・協力して取組を推進することにより、効率的・効果的に課題の解決を図っています。