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更新日:2024年2月9日
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ボツリヌス菌の感染経路や予防法などです。
ボツリヌス菌を原因とする食中毒は発生件数が少ないものの、発生すると人の命にかかわる重篤な健康被害を起こすことがありますので、十分な注意が必要です。
ボツリヌス菌は、土壌や河川などの自然界に広く分布しています。
この菌は、酸素が少ない状態でしか増殖できないため、食中毒の原因食品はいずしや、瓶詰、缶詰などの長期に保管されるものがなりやすいです。
また、乳児ボツリヌス症の原因として、ハチミツが報告されています。
食後8時間から36時間に、おう吐、下痢やうまく話せない、ものを飲み込みづらいなどの神経症状が現れるのが特徴です。重症になると呼吸ができなくなり死ぬこともあります。
食品表示については、次のとおりとなっておりますので、ご留意ください。
〇食品表示基準(平成27年内閣府令第10号)
・「要冷蔵」の文字等冷蔵を要する食品である旨を示す文字を表示する。(別表第19(第4条、第5条関係))
・別表第19に規定する冷蔵を要する食品である旨を示す文字は、容器包装のおもて面に、分かりやすい大きさで表示する。(別表第20(第8条関係))
〇食品表示基準について(平成27年3月30日付け消食表第139号消費者庁次長通知)
一括表示の保存方法の欄に摂氏10度以下で保存しなければならない旨を表示するとともに、要冷蔵食品であることが消費者等に明確に分かるように、加えて、容器包装のおもて面に冷蔵を要する食品である旨の文字(「要冷蔵」等)を分かりやすい大きさ(おおむね20ポイント以上)で、色彩、場所等を工夫して表示すること。
食品衛生グループ
電話 045-210-4940
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