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更新日:2024年1月16日
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相模川河水統制事業について
相模ダム建設前の風景
相模湖
相模川河水統制事業は京浜工業地帯の工業の進展や人口の増加に伴う水道用水、工業用水及び電力需要の増大、さらには食料増産のための相模原における水田開発など、当時の社会的、経済的背景のもと、昭和13年に計画されました。
この事業はわが国最初の河川総合開発事業である河水統制事業の一つとして、神奈川県が行った広域的な水資源開発事業で、その中核施設である相模ダムは、戦中戦後の混乱の中、物資や労働力の不足など、幾多の困難を乗り越えて、昭和22年に完成しました。
また、相模湖の水を相模発電所で利用した後、水道原水として利用するため、放流された水を安定的に取水する目的で、沼本ダムが建設されました。
その後、戦後の都市の人口増加と産業の振興による水道用水需要の急増や、相模原畑地かんがい事業をはじめとする農業用水需要の激増に対処するため、道志川上流に道志ダムを築いて調整池をつくり、ここから相模川の支川である秋山川に導水して相模湖への流入増加を図りました。
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