更新日:2024年11月12日

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神奈川県プラスチック資源循環推進等計画

「神奈川県プラスチック資源循環推進等計画」に関するページです。

 
 県では、「神奈川県資源の循環的な利用等の推進、廃棄物の不適正処理の防止等に関する条例」(以下「条例」という。)第9条の2に基づき、「神奈川県プラスチック資源循環推進等計画」を策定しています。
<計画のダウンロード>

計画策定の趣旨

 プラスチックはその有用性から、容器包装や家庭用品のほか、様々な産業分野で利用されています。その一方で、プラスチックごみによる海洋汚染は世界的な環境問題となっており、また、プラスチックの焼却は地球温暖化の原因の一つとして、2050年脱炭素社会の実現に向けて、プラスチックの資源循環の重要性はより一層高まっています。

 県では、2018年(平成30)年9月に「かながわプラごみゼロ宣言」を発表し、2030年までのできるだけ早期に、リサイクル(熱回収による有効利用を含む)されずに廃棄されるプラごみゼロを目指すこととし、2020(令和2)年3月には「かながわプラごみゼロ宣言アクションプログラム」を策定し、取組みを進めてきました。さらに、2022(令和4)年7月にはプラスチックに係る資源循環をより一層推進するため、条例を改正し、県の責務として計画の策定などを規定しました。

 また、2022(令和4)年4月には「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」(以下「プラスチック資源循環法」という。)が制定されるなど、こうした背景を踏まえ、本県におけるプラスチックの資源循環等の取組みを総合的かつ計画的に推進するため、「神奈川県プラスチック資源循環推進等計画」を取りまとめました。

計画期間

2023(令和5)年度から2027(令和9)年度までの5年間

施策の基本的な方針と推進方策

基本的な方針

 2030(令和12)年までのできるだけ早期に、リサイクルされずに廃棄されるプラスチックごみをゼロとする「かながわプラごみゼロ宣言」の実現を目指すとともに、プラスチック資源循環法及び条例に基づく取組みを推進するため、県、市町村、県民、事業者が相互に連携しながら、それぞれの役割において、プラスチックの3R+Renewableに係る取組みを進めます。
 なお、3Rの取組みでは、プラごみの排出を減らすリデュース(排出抑制)の取組みが最も重要であり、リデュースを徹底したうえで、リユース(再使用)、リサイクル(再生利用)を進めます。また、再生利用が困難なプラごみをやむを得ず焼却する場合には、熱回収により有効利用します。

推進方策

 県は、基本的な方針に従い、「1 プラスチック使用製品の使用の合理化の促進」、「2 プラスチックの再生利用等の促進」、「3 クリーン活動の拡大等」、「4 普及啓発・環境教育」、「5 実態調査等」の5つの推進方策により取組みを進めます。
 このうち特に1~3については、重点的に講ずべき方策と位置付け取組みを推進します。

計画の進行管理

計画の目標値

 プラごみゼロ宣言の目標達成状況を測る指標であるプラスチックごみ(一般廃棄物及び産業廃棄物)の有効利用率について目標値を設定します。

 

目標値

(2027年度)

2020年度実績

一般廃棄物

99.7% 98.5%
産業廃棄物 94.5% 81.7%

※2030年には有効利用率は100%となることを目指します。

進捗状況

 毎年度、目標値に対する有効利用率等の実績、施策事業の実施状況について把握します。

1 プラごみの有効利用率(一般廃棄物・産業廃棄物)(PDF:110KB)

2 施策事業の実施状況について(PDF:263KB)

2-1 実施状況のうち、海岸漂着物の組成に係る項目の実績数値(PDF:187KB)

2-2 実施状況のうち、その他の項目の実績数値(PDF:98KB)

このページに関するお問い合わせ先

このページの所管所属は環境農政局 環境部資源循環推進課です。