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更新日:2024年12月6日
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厚木土木事務所東部センターの河川についてです。
都市部の河川では、市街化の進展が著しく、田畑が減少し、街がアスファルトやコンクリートで覆われるなど、土地利用の形態が大きく変化してきました。その結果、雨水を地下に浸透させたり、一時貯留したりする「保水・遊水機能」が著しく低下したため、雨が降ると雨水が短時間に河川に流れ込み、洪水の危険性が高まり、水害が発生するようになりました。こうした水害を防止するために、河川改修を進めています。
鳩川は、その源を城山町に発し、相模原市・座間市・海老名市を流下し、海老名市上郷で相模川に注ぐ、一級河川延長14.25キロメートル、流域面積54.21平方キロメートルの河川です。そのうち、厚木土木事務所東部センターでは4.96キロメートルを管理しています。また、この他に海老名分水路0.32キロメートルも管理しています。
目久尻川は、その源を相模原市相武台団地付近に発し、座間市・海老名市・綾瀬市・藤沢市・寒川町を流下し、相模川に注ぐ一級河川延長19.85キロメートル、流域面積34.27平方キロメートルの河川です。そのうち、厚木土木事務所東部センターでは12.86キロメートルを管理しています。
目久尻川は総合治水対策の一環で時間雨量50ミリメートルに対応できる河川改修を終えています。
開発等による川への雨水流出量の増大に対応するため、上流部で洪水を貯留し、下流河川の負担を軽減することを目的とし、栗原遊水地を設けています
また遊水地は、市街地の中における貴重な公共的空間です。このため、普段はテニスや野球ができる運動広場や、自然環境を有する散策の場として開放しています。
栗原遊水地利用規程(PDF:550KB)(別ウィンドウで開きます)
A池:テニスコートとして利用 B池下:自然あふれる憩いの場 B池上:運動場として利用
永池川は、その源を海老名市に発し、寒川町で相模川に注ぐ、一級河川延長5.84キロメートル、流域面積12.3平方キロメートルの河川です。そのうち、厚木土木事務所東部センターでは5.40キロメートルを管理しています。
右下の写真は、令和5年10月にドローンにて撮影した事業中区間の写真です。
境川は、東京都町田市と神奈川県城山町付近にその源を発し、都県境を南東に流れ、藤沢市にて柏尾川と合流し、片瀬海岸で相模湾に注ぐ、二級河川延長52.14キロメートル、流域面積210.69平方キロメートルの河川です。そのうち、厚木土木事務所東部センターでは9.570キロメートルを管理しています。
引地川は、大和市上草柳を源とし、大和市・綾瀬市・藤沢市を流下し、藤沢市で蓼川と合流し、相模湾に注ぐ、二級河川延長16.85キロメートル、流域面積66.91平方キロメートルの河川です。そのうち、厚木土木事務所東部センターでは新道下大橋から大山橋までの3.140キロメートルを管理しています。
蓼川は、その源を綾瀬市に発し、藤沢市下土棚で引地川に合流する、二級河川延長5.10キロメートルの河川です。そのうち、厚木土木事務所東部センターでは4.90キロメートルを管理しています。
河川改修工事について(境橋付近から相模鉄道付近までの区間)(PDF:4,183KB)
河川改修工事について(デジタルサイネージによる事業PR)(PDF:711KB)
河川改修工事について(事業PR看板の設置)(PDF:1,340KB)
河川の整備にあたっては、河川全体の自然の営みを視野に入れ、地域の暮らしや歴史、文化との調和にも配慮し、河川が本来有している生物の生息・生育繁殖環境、並びに多様な河川風景を保全あるいは創出する『多自然川づくり』を実施するため、護岸等の河川施設は可能な限り自然に配慮した材料を使用し、また、水とのふれあいが出来る施設を視野に入れた「川づくり」を目指しています
引地川・下福田水辺の楽校(福田橋から若宮橋上流)
自然と遊ぶ場や機会が少ない子どもたちのために、安全で楽しい水辺の空間を創出し、水辺での遊びや体験学習などを通じて、子どもたちが健やかに成長するための環境づくりを推進することを目的としています。
現在は、引地川・下福田子どもの水辺協議会が中心となり、引地川の清掃活動や自然体験活動を行っています。毎年7月には、引地川・下福田子どもの水辺協議会主催で『引地川であそぼう』を開催しています。
河川砂防課
電話 0467-79-2800(代表)
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