令和2年国勢調査 神奈川県人口等基本集計結果(人口、世帯等の確定値)
令和2年国勢調査における神奈川県人口等基本集計の概要
総務省統計局から令和3年11月30日付けで公表された令和2年国勢調査の人口等基本集計結果(確定値)に基づく神奈川県分の人口、世帯等について、国勢調査100年間の推移、市区町村別の状況などの概要をまとめました。
概要
総人口は一貫して増加し過去最多、人口増減率は過去2番目に低い
- 総人口は923万7337人、第1回目にあたる100年前の大正9年国勢調査(132万3390人)の約7.0倍
- 前回(912万6213人)から11万1124人、1.2%増加し、人口増減率は過去最低の前回から0.4ポイント上昇
- 女性人口(464万9069人)が男性人口(458万8268人)を前回に引き続き上回り、人口性比(女性100人に対する男性の数)は98.7で、前回(99.8)より1.1低下
総人口及び前回調査からの人口増減率の推移ー神奈川県(大正9年~令和2年)
58の市区町村別人口は、32市区町で増加し、26市区町村で減少
- 人口増加数は川崎市中原区が1万6154人で最も多く、次いで横浜市港北区1万4358人、藤沢市1万3011人の順
- 人口減少数は横須賀市が1万8508人で最も多く、次いで小田原市5230人、秦野市4939人の順
- 人口増加率は開成町が7.7%で最も高く、次いで川崎市中原区6.5%、横浜市西区6.5%の順
- 人口減少率は山北町が9.0%で最も高く、次いで真鶴町8.3%、三浦市7.1%の順
15歳未満人口は過去最低の12.0%、65歳以上人口は過去最高の25.6%に
- 15歳未満人口は108万5763人で、前回(114万748人)から5万4985人減少
総人口に占める割合は12.0%で、前回(12.6%)から0.6ポイント低下
- 15~64歳人口は562万8918人で、前回(574万4383人)から11万5465人減少
総人口に占める割合は62.4%で、前回(63.5%)1.1ポイント低下
- 65歳以上人口は230万8578人で、前回(215万8157人)から15万421人の増加
総人口に占める割合は25.6%で、前回(23.9%)から1.7ポイント上昇
年齢(3区分別)人口の割合の推移ー神奈川県(大正9年~令和2年)
※割合は、分母から年齢「不詳」を除いて算出している
41市区町村で4人に1人以上が65歳以上
- 65歳以上人口の割合が25%(4人に1人)以上の市区町村は41市区町村
- 65歳以上人口の割合が最も高い市区町村は真鶴町の43.5%で、次いで湯河原町(43.0%)、以下、三浦市(41.0%)、山北町(39.8%)、箱根町(38.4%)の順
- 65歳以上人口の割合が最も低い市区町村は川崎市中原区の15.3%で、次いで横浜市都筑区(18.4%)、以下、川崎市高津区(19.0%)、横浜市西区(19.4%)、横浜市港北区(19.9%)の順
65歳以上人口の割合ー市区町村(令和2年)
総世帯数は一貫して増加、100年間で約16.2倍
総世帯数における1世帯当たり人員は過去最少
- 総世帯数は422万3706世帯、前回(397万9277世帯)から24万4429世帯、6.1%増加し過去最多
- 総世帯数は大正9年(26万1142世帯)以降一貫して増加し、100年間で約16.2倍
- 総世帯数における1世帯当たり人員は2.19人で過去最少
総世帯数、総世帯数における1世帯あたり人員の推移ー神奈川県(大正9年~令和2年)
調査結果
(全文)
- 令和2年国勢調査 神奈川県人口等基本集計結果(人口、世帯等の確定値)
1-1(表紙~44p)(PDF:10,217KB)/1-2(45p~裏表紙)(PDF:7,669KB)
(章別)
統計表
外部リンク