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更新日:2019年5月24日
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障害のある方へのサポート
このマークは、内部障がいのある方を表現しています。
障がいが見えないからこそ、「身体の内部に障がいをもつ人がいる」ことを知ってもらって、内部障がいのある方の悩みを少しでも軽減するために、特定非営利活動法人ハート・プラスの会が作成したマークです。
「ハート・プラス」は、身体内部を意味する「ハート」マークに、思いやりのこころを「プラス」したもので、すべての人の「思いやりの心を増やす」マークが「ハート・プラス」マークです。
公的機関が定めたマークではありませんが、外出のときに服やかばんに着用することによって、病気や障がいのことを説明することなく、電車やバスで優先席の利用を配慮してもらえたり、ペースメーカーを入れている心臓機能障がいの方にとっては携帯電話の使用を控えてもらえるなどの効果が期待できます。
このマークを目されたら、内部障がいのある方の存在を思い出し、内部障がいのある方への理解とご配慮をよろしくお願いします。
オストメイトとは、大腸がん、ぼうこうがんなどの治療のため人工肛門、人工膀胱などのように手術で腹部に「排泄口」(ストーマ)を造設した患者(内部障がい者)のことをいいます。日本には約20万人以上のオストメイトがいるといわれています。手術前とほとんど変わらない生活ができますが、外出先での排泄方法、食生活、ガス、入浴などの特有の悩みがあります。
<オストメイトマーク>
このマークは、オストメイト(人工肛門・人工膀胱を使用している人)を示すシンボルマークで、オストメイト対応トイレであることを示すために、トイレの入口や案内誘導プレートに表示するものです。
なお、「オストメイト対応トイレ」とは、排泄物の処理、腹部の人工肛門周辺皮膚や装具の洗浄などができる配慮がされているトイレです。
ストーマを持つと、肛門のように便意や尿意を感じたり、我慢することができません。自分の意志とは関係なくでてきてしまう便や尿を管理するために、排泄物を受け止めるための袋「パウチ」をストーマの上に貼って処理しています。
また、便の交換で外出先で障がい者用トイレを使用するのですが、服でパウチがわかりにくいため、一見すると障がいがないように見えてしまい、トイレを出たところ、他の障がい者に健常者と間違われ怒られてしまったなどとということもあり、人に言いにくい特有の悩みがあります。
社会参加推進グループ
電話 045-210-4709
このページの所管所属は福祉子どもみらい局 福祉部障害福祉課です。