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更新日:2024年11月7日
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薬物乱用防止と危険ドラッグ対策のホームページです。
本来は病気などの治療に使用する医薬品を、医療目的以外で使用したり、医薬品でない薬物を不正に使用することを「薬物乱用」といいます。たとえば、不眠症でないのに酩酊感を味わうために睡眠薬を飲んだり、危険ドラッグを遊びや快楽を得るために使用することです。
このような目的で使用した場合、たとえ1回だけでも、薬物乱用にあたります。
乱用される薬物には、覚醒剤、大麻、危険ドラッグなどがあります。
近年、事件・事故等が相次ぎ社会問題化した危険ドラッグ。
神奈川県では危険ドラッグをはじめとする薬物濫用に対し、迅速かつ独自に濫用防止を図り、県民の健康及び安全を確保するとともに、県民が安心して暮らすことができる社会の実現に寄与するため、神奈川県薬物濫用防止条例を制定しました。
神奈川県では、様々な薬物乱用防止対策に取り組んでいます。
県では総合的かつ効果的な対策を推進するため、知事を本部長とする神奈川県薬物乱用対策推進本部を設置し、「啓発活動の推進」、「取締りの強化及び厳正な処分」、「薬物乱用者等に対する適切な対応」の柱からなる神奈川県薬物乱用防止対策実施要綱を策定するとともに、この要綱に基づき、関係機関・団体が連携して対策を行っています。
令和6年5月23日に神奈川県薬物乱用対策推進本部本部会を開催し、「令和6年度神奈川県薬物乱用防止対策実施要綱」を定めました。
令和6年度神奈川県薬物乱用防止対策実施要綱(PDF:310KB)
薬物クリーンかながわ推進会議には、行政・取締り・民間の多くの機関・団体が加入し、薬物乱用防止街頭キャンペーンなどの啓発活動を行っています。
薬物乱用防止に関連する各種強化月間には、関係機関や団体が県内各地で街頭キャンペーン等を実施し、啓発グッズ等を配布して薬物乱用防止を呼び掛けています。
大麻・けしに係る事犯の発生を防止するためには、不正栽培事犯の発見に努めるとともに、犯罪予防の観点から、自生する大麻・けしを一掃することが重要です。
本運動は、不正栽培及び自生する大麻・けしを撲滅するため、これらの大麻・けしの発見及び除去を実施するとともに、広く一般に対して大麻・けしに関する正しい知識の普及を図ることを目的としています。
薬物乱用問題は、世界の国々が一丸となって取り組むべきことであり、かつ、国民一人ひとりの認識を高める必要があることから、1987年に国連の「国際麻薬会議」において6月26日を「国際麻薬乱用撲滅デー」とすることが決定されました。
国・都道府県・関係団体が緊密に連携し、総合的な薬物乱用対策に取り組んでいるところです。
本運動は、このような背景の下、官民一体となり、国民一人ひとりの薬物乱用問題に対する認識を高め、併せて、国連決議による「6・26国際麻薬乱用撲滅デー」の周知を図り、内外における薬物乱用防止に資することを目的としています。
「ダメ。ゼッタイ。」普及運動と呼応して、薬物乱用を許さない、薬物乱用のない社会環境づくりのために実施されており、国連(国連薬物犯罪事務所)を通じて、開発途上国の薬物乱用防止活動を行っているNGOのプロジェクトを援助しているほか、その一部が本県にも還元され、薬物乱用防止活動の促進のため大切に使われます。みなさまの御理解と御協力をお願いします。
振込先 | |
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「ダメ。ゼッタイ。」国連支援募金 | |
口座番号 | ゆうちょ銀行 00160-6-697929 |
※上記口座は振込手数料免除口座になります。
詳しくは公益財団法人麻薬・覚せい剤乱用防止センターのホームページをご覧ください。
麻薬、覚醒剤、大麻、危険ドラッグ、シンナー等の薬物乱用は、単に乱用者の身体、生命に危害を及ぼすのみならず、青少年の健全な育成を阻み、家庭を崩壊させ、社会の秩序を乱す等計り知れない影響を及ぼします。
本運動は、このような薬物乱用による危害を広く国民一般の方々に正しく認識してもらい、国民が一体となってこれに立ち向かう態勢を作り、もって薬物乱用による弊害の根絶を期することを目的としています。
県では、危険ドラッグの流通実態の把握と健康被害防止のため、インターネット等での危険ドラッグ試買、成分検査を実施しています。
薬物に関する相談を受け付けています。どなたでも匿名で相談できます。
薬物乱用防止教室への講師派遣・啓発資材の貸出などを行っています。
このページの所管所属は健康医療局 生活衛生部薬務課です。