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更新日:2024年2月9日
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第22回神奈川県バリアフリー街づくり推進県民会議の結果をお知らせします。
次の審議会等を下記のとおり開催した。
第22回神奈川県バリアフリー街づくり推進県民会議
令和4年12月16日(金曜日)10時00分から11時45分
オンライン開催
太田真理子、大原一興、大部さつき、小堤健司、河原雅浩、小山遊子、猿渡達明、下田栄次、鈴木孝幸、塚田操六、西尾佳章、三上弘良、山根寛(吉田忠司代理出席)、吉富多美、和久井真糸
(敬称略、50音順)
未定
福祉部地域福祉課調整グループ
電話番号045-210-4804(直通)
ファックス番号045-210-8874
議事録
(事務局)
皆様おはようございます。今日は、全面オンラインの開催ということになりまして、大変恐縮ですが、事務局からのお願い事項としまして、通信環境の安定のために、発言の時以外は、ビデオをオフにしてくださるよう、よろしくお願いします。
また、ご発言の際には、リアクションボタンから「手を挙げる」という、ボタンを押してください。発言が終わりましたら、手をおろしてください。よろしくお願いいたします。
それでは、定刻となりましたので、ただいまから第22回神奈川県バリアフリー街づくり推進県民会議を開会いたします。私は本日の進行を務めます、神奈川県地域福祉課の佐野です。どうぞよろしくお願いします。
それでは始めに、県地域福祉課副課長の細川からご挨拶をさせていただきます。
(地域福祉課副課長)
皆様おはようございます。神奈川県地域福祉課副課長の細川と申します。よろしくお願いいたします。本日は福祉部長、地域福祉課長が急遽、欠席となりましたので、僭越ですが私の方からご挨拶をさせていただきます。
本日はお忙しい中、第22回神奈川県バリアフリー街づくり推進県民会議にご出席いただき、ありがとうございます。
本日の議題は、お手元の次第のとおりです。
皆様とともに検討を進めてきた、「バリアフリーフェスタかながわ」については、今年度で8回目を迎え、11月5日にそごう横浜店9階の新都市ホール、センタープラザで開催されました。
実行委員長の吉富委員をはじめ、座長の大原先生、お集まりの県民会議の構成団体の皆様には様々な御協力をいただき、改めて、この場をお借りしてお礼申し上げます。
イベント当日は、より多くの方に参加していただくために、「介護フェアinかながわ」と同時開催を行い、来場者と、ステージプログラムのライブ配信視聴者を併せて約1,400人の県民の皆さんに御参加いただきました。
本日は、今年度のフェスタの総括と、実行委員会の皆様からの御意見を踏まえた、来年度に向けた方向性について、事務局から提示をさせていただきます。
また、ワーキングを設置して検討を重ねていた「みんなで創るバリアフリーの街づくり~県民会議からの提案~」の概要版リーフレットについて、その後の検討状況等を報告するほか、前回の県民会議で訪問先について決定していたモニタリング調査についての結果報告もいたします。
その他、報告事項もいくつか予定しております。
最後になりますが、県では、5年前に津久井やまゆり園で発生したような事件が二度と繰り返されないよう、県議会とともに「ともに生きる社会かながわ憲章」を策定しました。
これまでも、皆さまには、この憲章の普及に、ご協力をいただいているところですが、引続き、この取組みに、ご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。
また、県では、当事者目線の障がい福祉に係る理念や実践について規定した、「神奈川県当事者目線の障害福祉推進条例~ともに生きる社会を目指して~」を10月に公布したところです。今後は、この条例を踏まえ、共生社会の実現に向けて、取組を一層推進することとしておりますので、こちらにつきましても、ご理解とご協力のほど、よろしくお願いいたします。
本日は、限られた時間で、さらにオンラインということで、色々と不具合がもしありましたら申し訳ありませんが、構成団体の皆様による活発な意見交換の場とするとともに、忌憚のないご意見・ご議論をいただき、有意義な会議となればと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
(事務局)
ありがとうございました。本日ご出席の委員は、出席者名簿に記載の通りとなっています。
委員の出席者数は、15名となっておりまして、会議の定足数に達しておりますので本日の会議は有効に成立をしています。
なお、東日本旅客鉄道株式会社横浜支社の吉田委員に代わりまして、山根様にご出席をいただいております。
また、公益社団法人商連かながわの石川委員、文教大学の海津委員、公益財団法人神奈川県生活衛生営業指導センターの加藤委員、神奈川県旅館ホテル生活衛生同業組合の川口委員、同志社大学の関根委員、
慶應義塾大学の中野委員、公益財団法人神奈川県老人クラブ連合会の福地委員、公益財団法人神奈川県身体障害者連合会の宮本委員、社会福祉法人神奈川県社会福祉協議会の渡邊委員は、ご都合によりご欠席となってございます。
県民会議の事務局は、地域福祉課及び建築指導課の両課で担当させていただいています。
また、会議の記録につきましては、委員の皆様の氏名を記載し、会議の内容を要約した形で会議終了後、県のホームページに掲載をすることとしていますので、あらかじめご了承ください。
また、傍聴に関する規定については、神奈川県バリアフリー街づくり推進県民会議議事傍聴要領の通り運営いたします。本日の傍聴の希望はございませんでした。
それでは、ここからの進行は、大原座長にお願いいたします。
(大原座長)
それでは、議事に入る前に皆さんにお諮りしたいことということで、代理出席の方が1名いらっしゃるということですが、委員ご本人の代理ということですので、発言権は付与したいと思います。ご異議ございますでしょうか。
異議がないようですので代理出席の方に発言権を付与するということで、対応したいと思います。どうぞよろしくお願いします。
それでは、今日の議事ですけれども、議題がいくつかありますが、この資料を見た形ではいずれも報告に当たるようなことですね。事務局からいろいろ報告をいただいて、それについてのご意見とか、今後どうしていくかっていうようなことを今日は皆さんから、意見をいただければと思います。
それでは早速、議事に従って、議題(1)「バリアフリーフェスタかながわ2022」の概要報告についてというところに入らせていただきます。資料1について、事務局から説明をお願いします。
(事務局説明)
(大原座長)
ありがとうございました。
私自身もちょっと大学の都合でこの日は行けなかったんですけれども、3年ぶり、ということで、準備も大変きちんとされて、コロナ中というかまだ、コロナ明けてはいないと思いますけれども、そういう中では、大変充実したイベントになったかと思います。
皆さんの方から何かご意見とか、主に、その意見を生かして次年度どうするかなんていうところが、何かご提案等出していただけるといいかなというふうに思います。
いかがでしょうか。感想とかでも構いませんし、次年度に向けての話でも構わないと思いますが。
とりあえずまとめていただいた吉富さんに、何か感想というか、総括っていうと大げさですけれども、何かお話ありますか。
(吉富委員)
おはようございます。バリアフリーフェスタは非常に和やかな雰囲気で、すごくよかったと思います。
それで、当日会場に来られる方だけではなくって、そこにブースを出展した、各団体との交流も深まったような気がいたしまして、その中でまたいろんな連携した事業とかも、進められるような形になってきたのがすごくよかったなと思います。
あとやっぱりもう一歩踏み出すと、そごう9階の企業さんも、いつでももう協力しますよって言ってくださったり、ブースまで出してくださったり、それから、そごうの入口付近でも、ちょうど土日で、その9階の店舗全体が、いろいろと宣伝というか、その事業の説明をするブースがあって、そこで今回のバリアフリーフェスタのチラシも配っていただいたんですけども、何かそうやって連携していけば、もっと広がっていくかなっていう気がしました。
それからあとやっぱり10代というか、中高生の参加がもう少しあったらいいなっていうふうに思います。
また、スタンプラリーについてなかなか周知がなかったような気がするんです。ブースに来た子供さんに、「抽選で色々当たりますよ」っていうふうに声をかけたら、全然知らなかったって、どこでやってるんですかって聞かれて、また会場の中に入らなきゃいけないっていうことがありました。
その動線をもうちょっと、考えてもいいのかなっていうふうに思いました。もうちょっと楽しく、やれたらいいかなっていうふうに思います。でも皆さん本当にご協力いただきまして、ありがとうございました。
(大原座長)
はい。ありがとうございました。一歩一歩進めていくというようなことですね。
(猿渡委員)
おはようございます。当日に、福祉新聞の記者さんにお願いして、バリアフリーフェスタをやってるっていうことを記事にしていただきました。
地域福祉課だったり広報チームだったりいろんな方たちから意見いただいたんですけれども、知事が回られた時にすごく体験してたっていうことと、知事は私たちのやっている車椅子体験のブースとか、あと、隣の養護学校の先生たちが出していたボッチャのブースとかに来られて、対戦みたいのやったりっていうことができたのがよかったんですけれども、その隣でやってた介護フェアの安藤なつさんの話が聞けなかったっていうのが、そこら辺のことを、抱き合わせする時の時間配分とかっていうのが、あったらいいのかなと思います。
あと、関根委員たちとも話してはいるんですけれども、12月18日に共生推進本部室の方でシンポジウムをやるんですけれども、色んな障害当事者の方がブースを出してやるじゃないですか。その中で、今回は県の条例のわかりやすい版ということで、私の依頼もあってシンポジウムをやるんですけれども、精神知的身体難病、その委員会の中で、どんな思いでこれを開いてるかみたいな簡単なシンポジウムとかができるといいのかなって。特に障害の違いを知ってもらうっていうところで、今回まずバリアフリーの冊子作って、やりましたけれども、何かそんな感じで、当事者がどういうふうにこのイベントをやってるかっていうのを何かできる時間があるといいねっていうのを、和久井委員や関根委員、中野委員とかと、話したりはしてるので、ぜひ、来年度、時間があったらそういうのをやっていただけたらありがたいなと思います。以上です。
(大原座長)
ありがとうございました。
そうですね。当事者の何かシンポジウムというか、そんなようなものも、イベントとして考えられていくといいとは思います。
(河原委員)
来年度も、介護フェアと同時にやるという予定でしょうか。
というのは、今までの様子を拝見しますと、介護フェアに来る方たちに比べて、割合高齢の方が多いということもありますので、来年度は難しくても、できたら、例えば、小中学校の子供たちが集まれる企画も同時にやるという方法を考えていただけたらいいかなと思っております。
以上です。
(事務局)
まだ、来年度のことについては、本決まりではないんですけれども、今のところ、11月5日に仮予約をしているというのは、介護フェアの会場と抱き合わせのような形で、今会場の候補を取っているということがあります。
介護フェアは、内容的にも介護とバリアフリーということで近いということもありますし、あと、ありていに言うと、バリアフリーフェスタの方はあまりお金も少ないんですけれども、介護フェアの方で会場を取るときに、そこに乗るような形で、我々も会場を押さえながら、一緒にやれればというところがあります。
ただおっしゃるように、小中学生ですとか、子供たち、若い世代の方々の、参加という部分では、今までやってきた中で少し課題もある状況ではありますので、もし差し支えなければ、介護フェアと一緒にやりながら、例えば今回、そごう地下2階のイベントスペースが仮予約できていますので、そういった大勢の人が行き交うところでの企画の工夫も検討できるのではと思っています。
なかなかちょうどいい時期に若い世代向けのイベントがあるかどうかという課題もあり、連携先も、なかなか今のところ他に適当なものが見つからないという状況もありますけれども、運営の中で工夫できれば良いというふうに今思っているところです。以上です。
(鈴木委員)
まず、フェスタの開催時間なんですけれども、11時から17時っていうところで、16時半になると、みんな介護フェアの方に行っちゃってこっちの方には来ないので、ここは16時半でいいのかなってのが一つです。
それから2つ目に、準備のところが、準備のメンバーが行くと、すでに机だとか準備してあったので、何を準備していいかっていうところの部分が不明確だったと思うので、もし準備しなくていいのであればそれはそれでいいんですが、するのであれば、もう少し明確に教えていただくとありがたいかなというふうに思います。
3点目に、入口付近の入りづらさってのがあったと思うんですけど、うちのメンバーによりますと、何かスーツを着たバシッとした人がいて、何だろうっていうような状況があるので、その辺のところは、なるべく入りやすいようにという意見が出ておりました。以上です。
(大原座長)
はい。ありがとうございました。今のご意見は、次回の時には、反映できるようにしてください。
具体的には、いろいろあるかと思いますけど、そのスーツの人たちっていうのは、私、現場にいなかったんですけど、フェスタの関係者じゃない方だったんですか。
(事務局)
今、鈴木委員と大原座長がおっしゃったスーツの方というのは、おそらく、介護フェアのプログラムの一環で表彰式がありました。その表彰の誘導をするために出ていた方々がその後も誘導を続けられていたんだと思います。
ただ、やはり入りづらさというのはあるかと思いますので、どなたでも入りやすいような形にできるように、バリアフリーフェスタだけではなくて介護フェアの担当とも共有して、より、多くの来られた方に入っていただきやすいような、間口の作り方など、検討したいと思います。ありがとうございます。
(大原座長)
はい、ありがとうございます。
我々のできることはもちろん、入りやすくするということに加えて、他でも入りにくくなるような気配を感じたら、こちらからも申し伝えるようにするということですね。
いろいろと様子もよくわかりましたし、また次年度に対してのご意見がいただけたかと思います。
ご意見の中ではとにかく年齢層の拡大と、それから障害の種別というかできるだけ多様な人たちが、また、集って、意見交換ができるような場とか、そういう意味で、もっと広がりを持たせた連携を、それからそごうの店舗だとか企業だとかその辺の周辺との連携っていうのも加えて、よりにぎやかにしていくというようなことかと思いますので、また次年度に向けてよろしくお願いします。
それでは、2番目の議題へいきたいと思います。
県民会議からの提案の概要版のリーフレットを、ワーキングの方で作っていただいています。
それでは、これも事務局から説明をいただくということでお願いします。
(事務局説明)
(大原座長)
ありがとうございました。
大変役に立ちそうな、リーフレットになったと思います。いろんな人が、これをきっかけに、いろんなことを知ってもらい、それについて、より感じてもらうっていう。
そうしたリーフレットとしては、大変優れたものができていると思います。皆さんからいかがでしょうか。ご意見、特に、活用の仕方とかですね。
この会議でもしばらく前から、いわゆる福祉教育とか、ユニバーサルデザイン教育というようなことで、話題は挙がっていたんですけれども、そういう教材や何かがなかなかできてないというような実状のなかで、こういうリーフレットや何かを活かして、例えば学校教育などで活用してもらうとか、いろいろとあるかと思います。
いかがでしょうか。
(河原委員)
大変良いリーフレットができたと思います。ぜひとも、県内の小中学校の生徒さん、学校に配布をし、指導に使っていただきたいと思っています。
それともう一つ、絵がとてもかわいいと思います。動きがあるアニメを作って、ホームページに載せて、見てもらうというようなことをやるといいのかなと思っています。アニメ化するのは難しいでしょうか。
(事務局)
ありがとうございます。かわいいイラストで、子供も手に取ってみたいと思うような仕上がりになっています。
アニメ化については、なかなか今の時点では、やります、やれますというのが確約できないんですけれども、ただ、より目につきやすいというのは確かにアニメとか動画だというのは確かかと思います。まずはこのリーフレットの周知を図っていきたいと思いますけれども、アニメがやれるかはなかなか難しいかもしれませんが、効果的に使っていただきやすくなるように、考えていきたいと思います。ありがとうございます。
それから小中学校に配布をして欲しいというお話がありました。事務局の方からも、教育委員会等を経由して、各学校への周知の協力を依頼していきたいというふうに思っています。
よろしくお願いいたします。以上です。
(大原座長)
はい。ありがとうございます。
欲を言うと、なかなか予算上難しいでしょうけど、何かこの絵を見ていると、ゲームになりそうな感じがしますね。それぞれの場所に行くと、建物と会話ができるっていうようなことで、またいろんな人と出会ってそこでいろんなことをしているっていう。どこかが、サポートしてくれると、来年面白くなりそうなきっかけになっているかと思います。
それでこの1ページというか1枚ではやはり伝えきれないところがあるので、ホームページに行ってもらって、そこでこのストーリーをきちんと読んでもらえるという仕組みにもなるというところで、どんどん先にいけるっていう、仕掛けになってるというのは、素晴らしいと思っています。
(大部委員)
今回のパンフレットなんですけれども、バリアフリーフェスタの会場にありましたので、持ち帰らせていただきました。また、同じところに、横浜市の点字の地図もありましたのでそれを持ち帰らせていただいて、私別で、専門学校で保育士の卵さんたちに教えていますので、ちょうどこの12月の障害者週間とかに合わせて、インクルーシブとかユニバーサルとかっていうお話の中で、これをちょっと見せて、みんなこんなふうに作ってらっしゃるんだよっていう、紹介はさせていただきました。
子供たちばっかりではなくて、大学の先生たちも多いので、教育学部とかの方にも、こんな福祉の分野でこんな形で動いてるよっていうことを、お知らせできたら、生徒たち学生たちもそうなんだって納得したり、考えたりしてたものですから。それをちょっと紹介させていただきます。
(大原座長)
そんな感じでまずは、委員の方それぞれがそれぞれの場所で、広げていただくっていうようなことを介して、さらに輪が広がるというような形になるかと思います。
(猿渡委員)
例えば、僕がもう1個、やっている条例の方もなんですけれども、重度の障害のあるお子さんたちとか障害者の方にもわかりやすく、っていう点で何かそのカルタとか、カレンダーとか、あと見開き、ホームページでできるかどうかわかんないんですけど、答えが先に書いてあるんじゃなくて、当てた時に考えてもらって、答えはこれだよみたいなところで、そのインクルーシブっていうところも頭の中に入れて、バリアフリーだと遅いよねっていう話は、出ていたんですけれども。
今回、当事者目線条例のこともあるので、みんながどうすればいいかっていう、ワーキングのメンバーの皆さんがすごく考えてくださったので、これだけ多くの絵が入ってすごくいいなと思ってるんですけど、これはやっぱり日常化していくためには、学校の副教材でもいいので、あと地域のセンターとか、そういうところに置かしてもらって、一般の方にも一緒に考えてもらうっていうのが、いいかなって思いました。
でもすごくいいものができてよかったと思います。
(和久井委員)
ワーキングの方に参加させていただいて、リーフレット作成をした者からの発言なんですけど、リーフレットができたから終わりとは思ってなくて、これを活用していくことが、スタートなのかなと思っています。
今、数人の方からご意見いただいた通り、これをどう活用していくかが一番大切なところかなと思ってます。子供に教育っていうのはすごく大切であって、これを配布するだけでなく、これをどうやって学んでいくか、これを使って何を学んでいくかっていう、その根本的なところを、ちゃんと学習できるように、学校の先生とかにも指導したいですし、私達当事者がボランティアをして学校に出向いて講演とか一緒にワークみたいな形で学んでいったりするっていうのも、ありじゃないかなと思っています。
皆さん、いろいろ活用方法をアイディアとして持っていただいてるようなので、勝手な私の意見ですけど、活用プロジェクトチームみたいなのを作って、みんなで、話し合いをしながら、リーフレットをうまく活用していく方法をみんなで検討し、予算とかもあると思うので、県も一緒に話し合って進めていけたらすごくいいんじゃないかなって思います。
(大原座長)
ありがとうございました。まだまだ終わらないというのが、大変心強いご意見で、まさにそうだと思います。これがきっかけになってさらにいろいろ、膨らんでいくということが大事かなと思います。
また、事務局でもこの活用の仕方について自由に意見交換ができるような、場ぐらいは1回つくれるんじゃないかと思いますので、少なくともそんな機会をまたぜひ作っていただければと思います。
あとは委員の方それぞれがどこかでこんなふうに活用したよっていう、その活用の仕方の事例を、その時にこんな補足説明だとか、類似の経験とか事例などを加えて、説明してよくわかったとかですね、そういう活用の体験談みたいなものも、集めておくといいかと思います。
それでは議題の3番目は、令和4年度モニタリング結果報告についてということです。
今回のモニタリング対象は茅ヶ崎市美術館で、多感覚で楽しむアート展、企画展について、実際に現地でお話を聞きながら、企画展どうだったという、過去の話なんですけども、そんな話もしながら、聞いてきたということです。
参加メンバーが私がリーダーになった形で、大部委員、関根委員、吉富委員の4人で伺ったということになります。ということで私から資料3について説明したいと思います。
(大原座長説明)
(大原座長)
ご意見とか、一緒に行かれた方から何か補足することがあればお願いいたします。
(吉富委員)
すごく先駆的な取り組みだったと思うんですね。今年度本屋大賞で、「目の見えない白鳥さんとアートを見にいく」という本が選ばれたりしていますので、社会的に非常に今、そういう、理解っていうか、共感性が高まっている時期だと思うんですね。
そういう意味では本当に、最初に取り組まれて、とてもよかったなっていうふうに思います。これをだからどうつなげて、その機運をうまく次につなげていくかっていうのが、やっぱり課題かなと思います。頑張って欲しいですね。
(大原座長)
はい、ありがとうございました。
まさに、これで終わってしまわないで欲しいっていうのが皆さんの強い思い、期待だったと思います。
何らかの形で支援していくような、応援していくというような形で、紹介できればいいと思ってます。
(和久井委員)
私、モニタリングは行けなかったんですけど、展覧会自体に当事者として参加させていただきました。今のモニタリングの報告のレポートを読んで、辛口だな、と思ったんですけど、その分期待度が高いから、辛口になったのかなと思っています。美術館に来た一般の人からの評価もすごくよかったし、私も自分が関わったから、あんまり言いにくいんですが、すごくよくできたものじゃないかなと思っています。
大原座長の話の中で、行政との関連性がっていうことをおっしゃっていたので、県として、支援していくっていう方向ができたらすごくいいんじゃないかなと思っております。
また大原座長がおっしゃってくださったように、この委員会の中での後押しっていうのもあると思うし、県からの後押しっていうのも、できたらいいのかなと思っています。何か県の方で動いてくれたら、この美術館ももっとやりたいふうになってくれるんじゃないかなとか、アーティストさんも、せっかく作ったものを、もっといろんな人に見てもらいたいし、広げていきたいってことをおっしゃっていたので、行政との支援みたいなのをすごく期待しています。
何か行政からのフィードバックも欲しいですね、今後どうしていくかとか。
(河原委員)
モニタリング、お疲れ様でした。モニタリングの結果は、ホームページ等に載せていただけるんでしょうか。皆さんに見ていただく予定があるんでしょうか。
このまま載せるわけにはいかないと思いますけれども、ある程度まとめて、ホームページ等に載せていただくことで皆さんに見ていただく必要があるのではないかと思っています。
次に、茅ヶ崎市美術館に対して、こういう結果になりましたということを、ご報告するのかどうかです。3つ目に、例ですけれども、神奈川県立芸術劇場でいろいろな、バリアフリーの演劇などの取り組みをやっておりますので、いつかモニタリングも、やっていただけたらと思います。以上です。
(大原座長)
公開の仕方については、事務局ではどうですか。私個人としては、このまま出すとちょっと辛口なものですから、もう少し何か、よければ、少し文章をやわらかくして、出せればいいかなと思っているのですけど。
(事務局)
河原委員のご意見で、まずホームページに載せたらいいのではないかという話がありました。まず、この県民会議の資料自体については、このままホームページに載る予定となっております。これに限らずすべてですね。ですのでこの資料についても、ホームページに載り、また、議事録と合わせた形で、公開される予定となっております。
それに加えて、さらにそのモニタリング単独でページを作るかどうかというところについては、ちょっと検討させていただければと思います。今の時点では、モニタリングっていうのは県民会議の取り組みですけれども、結果は県民会議の一環として公開されているというような形になっています。
次に、美術館へのフィードバックですけれども、美術館につきましては、こちらの方から、この結果の報告をフィードバックする予定でおります。
もともとこのモニタリングにつきましては、この県民会議、我々県民会議の委員自体の気づきというところもそうですけれども、モニタリングをさせていただいた施設さんに対しても、私どもが見たところ、このように感じましたということをフィードバックして、美術館の今後の取り組みのご参考にもしていただくという、両面を持った事業でございます。
3点目、神奈川芸術劇場というお話で、県民ホールさんですかね。県民ホールさんの取り組みというところでのモニタリング候補ということで、ありがとうございます。県民ホールさんはフェスタの実行委員としてもご協力いただいていて、いろいろとバリアフリーの取り組みをしていただいていると承知しています。ありがとうございます。
(大原座長)
それでは今日の議事録としては、今、書かれていることはこうですけれども、とにかく期待が高いのとそれからこれをこれで終わりにしないで、さらに展開してもらいたいという、皆さんの意見等を議事録として残して、とりあえず記録としては、公開されるということでいいと思います。
また、そのモニタリングとか、県内での様々な取り組みについて、こんなのがありますというようなそういう紹介のページ等があれば、載せていくのがいいかなと思うんですけど。それでは、事務局の方で、特だしでそれを今回紹介するかどうかっていうのはまたご検討ください。
それから先ほどご紹介いただいた演劇等、とにかく文化的な様々な事業とか取り組みに関して、バリアフリー街づくりの立場から、様々な取り組みが今出てきてるというようなことは、皆さんも認識してもらって、モニタリングなんかでも積極的に取り上げていけばいいかなというふうに私も思いました。
いろいろ情報をいただいてありがとうございます。
それでは議題の4、その他報告事項ということで事務局から報告をいただきます。
(事務局説明)
(大原座長)
はい。ありがとうございました資料の内容、結構盛りだくさんだったかと思いますが、今日はあまり議論する時間はあまりありませんけれども、ご質問とかご意見とか、お願いいたします。
(猿渡委員)
資料6と7の、当事者目線の障害福祉推進条例なんですけれども、私が「みんなで読める版」の方に関わらせていただきました。それで、12月18日の12時30分から15時15分まで、神奈川県庁の三階の大会議場の方で、シンポジウムを行います。
その中には「みんなで読める版」を作ったワーキングのメンバーがそれぞれ入って、あと、中井やまゆり園のことも入っています。それはQRコードの方でZOOMからでも入れるので、ぜひ皆さん部局を超えて、見ていただければなと思います。よろしくお願いします。
(事務局)
猿渡委員ご案内ありがとうございます。おっしゃる通りでして、18日、当事者目線の障がい福祉推進シンポジウムが開催される予定になっています。
それで、皆さんお手持ちのスマホとかで、神奈川県当事者目線の障害福祉推進条例等、検索していただくと、すぐシンポジウムのお知らせが出てくるんですけれども、今見たところ会場での参加については、14日の水曜日までが申し込みの期限ということになっているようでして、ただ、オンラインでの配信があるということでございます。その検索していただいたページからオンライン配信のアドレスに飛ぶことができますので、こういったオンラインでのライブ配信等を受け取ってご覧いただくことが可能かと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
(大原座長)
みんなのバリアフリー街づくり条例が改正されたのと、ちょうど同じ議会で、先ほどの当事者目線の障害福祉推進条例が、一緒にそこで決まったということで。
我々関係のこととしてはそのあとの整備基準の見直しということで今、協議が進められてるところです。
12月中にもう1回、会議があってですね、さらに進めているということになります。
細かい内容についてお気づきの点がありましたら、事務局の方にお知らせいただくというようなことで、特にその整備基準に関しては、ちょっと細かいものですから。
それでは、不十分なところというか、ご意見等で、あとでございましたら事務局の方にお知らせいただくというようなことで、今日のところは一応一通り、報告事項がほとんどでしたけれども、議事に関してはこれで終わりにしたいと思います。
いろいろ活発なご意見ありがとうございました。それでは、事務局の方にお返しします。
(事務局)
皆様、本日は本当にご多忙の中ご出席をいただきまして、ありがとうございました。
次回の会議は、また別途日程は調整させていただきますけれども、来年の3月に行えればと思っております。よろしくお願いいたします。
それでは、これをもちまして、今日第22回神奈川県バリアフリー街づくり推進県民会議を閉会させていただきます。皆様どうもありがとうございました。
資料1 「バリアフリーフェスタかながわ2022」の総括(ワード:71KB)
資料2 「県民会議からの提案」概要版リーフレットについて(ワード:35KB)
資料4 みんなのバリアフリー街づくり条例の一部改正について(ワード:22KB)
資料6 「神奈川県当事者目線の障害福祉推進条例~ともに生きる社会を目指して~」を公布しました(ワード:135KB)
資料7 みんなで読める 神奈川県当事者目線の障害福祉推進条例~ともに生きる社会を目指して~(ワード:70KB)
参考資料1 「バリアフリーフェスタかながわ2022」参加者アンケート結果(ワード:28KB)
参考資料1 2「バリアフリーフェスタかながわ2022」参加者アンケート結果別記(ワード:23KB)
参考資料2 「バリアフリーフェスタかながわ2022」実行委員アンケート結果(ワード:34KB)
参考資料3 「バリアフリーフェスタかながわ2022」広報用ちらし(PDF:2,466KB)
参考資料4 みんなで創るバリアフリーの街づくり~県民会議からの提案~(ワード:663KB)
参考資料5 県民会議からの提案 概要版リーフレット(PDF:1,191KB)
参考資料7 みんなのバリアフリー街づくり条例 新旧対照表(ワード:30KB)
このページの所管所属は福祉子どもみらい局 福祉部地域福祉課です。