よくある質問を掲載しています。
採用試験に関すること
※試験種類(1種、3種)の正式な表記はローマ数字です。
- 実施する試験区分や採用予定人数はいつ頃決まりますか。
- 実施する試験区分は2月中旬頃にお知らせします。採用予定人数について早期試験は2月中旬頃、その他の試験は4月中旬頃にお知らせしますので、興味のある試験区分について確認してください。
※経験者選考などについては、ホームページ上で決定次第順次お知らせしていきます。
<試験・選考情報>
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/s3u/saiyou/saiyoujyouhou.html
- 試験申込みには何が必要ですか。
- 原則インターネットによる申込みとなります。なお、インターネット申込みには、e-kanagawa電子申請システムへの利用者ID登録が必要となります。
詳しくは当ホームページ「受験申込み」をご覧ください。
<受験申込み>
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/s3u/saiyou/entry.html
- e-kanagawa電子申請システムのパスワードを
忘れてしまったのですがどうすればよいでしょうか。 -
e-kanagawa電子申請システムの利用者ログインパスワードを忘れてしまった場合は、以下のページから利用者ID(登録しているメールアドレス)を入力し、パスワード再設定の手続きを行ってください。
<e-kanagawa電子申請システム パスワード再設定>
https://dshinsei.e-kanagawa.lg.jp/140007-u/profile/inputUserMailForForget_initDisplayなお、試験の申込内容や合否の結果等につきましては、e-kanagawa電子申請システムの申込内容照会ページよりご確認いただけます。
<e-kanagawa電子申請システム 申込内容照会>
https://dshinsei.e-kanagawa.lg.jp/140007-u/inquiry/inquiry_initDisplay
- 受験の機会は1回だけですか。
- 第1次試験日が異なる試験は併願可能です。例えば、福祉職、土木職、電気職、建築職は、早期試験、夏季試験、秋季試験で実施しますので、最大で年3回受験できます。
※経験者選考などについても複数回実施する場合がありますので、決定次第ホームページに掲載いたします。
<試験・選考情報>
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/s3u/saiyou/saiyoujyouhou.html
- 県外、国外に居住していても受験することはできますか。
- 受験資格(年齢等)を満たしていれば、居住地に関係なく受験することができます。
- 出身地や学歴、職歴の有無などによる有利、不利はありますか。
- 採用試験には、出身地や学歴、職歴の有無、性別などによる有利、不利はありません。
- 外国籍の人も受験できますか。
- 行政をはじめ、ほとんどの技術職や免許資格職の試験区分で、外国籍の方も受験できます。
受験資格や試験の方法は、日本国籍を有する方と同様ですが、採用にあたっては、「就職が制限されない在留資格」が必要です。
また、採用後担当できる職務等に一部制限があります。
なお、受験可能な試験区分などの詳細については、受験案内を御確認ください。
- 受験資格はどのようになっていますか。
- 各試験とも、受験資格は原則として年齢で決まっていて学歴は問いません。
大学卒業程度の試験というのは、大学卒業者が対象ということではなく、大学卒業程度の問題による試験という意味です。
なお、免許資格職の場合には、所定の資格(例えば、福祉職は社会福祉主事の任用資格、獣医師は獣医師免許)が、採用時に必要となります。
- 試験はどのような服装で行けばいいですか。
- 服装については特に指定していません。暑い日に試験が実施されることもありますから、普段の実力が出せるような服装で体調を万全にして受験してください。1次試験は多くの方は軽装で来られています。気温や室温の変化に対応のできる服装が適当です。
2次試験も特に服装の指定はありませんが、多くの方はスーツ(夏場はクールビズスタイル)で来られています。
- 1種試験の人物試験について教えてください。
- 2回の面接(若手面接と幹部面接)と、あらかじめお知らせしたテーマについて、グループに分かれて、40分間の自由討論を行うグループワークがあります。
- 第2次試験の面接日時は変更は可能ですか。
- 面接試験は、人事委員会事務局が指定する日に行います。面接日時の変更はできませんので、予めご了承ください。
- 身体に障がいがありますが、受験上どのような配慮がありますか。
- 身体の障がいなどにより受験上の配慮を希望する方は、次のとおり対応しますので、申込みの際に、御連絡ください。
- 1 拡大印刷問題での受験について視覚に障がいがある人で身体障害者手帳をお持ちの人は、希望により拡大印刷問題での受験ができます。
- 2 パソコン(ワープロ機能)での受験について身体障害者手帳を持ち、上肢機能障害の程度がおおむね3級以上で筆記が困難な人は、希望によりパソコン(ワープロ機能)の使用ができます。
※パソコンは受験する人が用意してください。 - 3 その他車イスの使用を必要とする人は、着席場所等について配慮をします。
聴覚に障がいのある人で手話通訳を必要とする人、その他身体の障がい等のため受験上の配慮を必要とする人は、御相談に応じますので、あらかじめ御連絡ください。
※「障がいのある人を対象とした職員採用選考」を受験する際の必要な配慮については受験案内にて詳細を御確認ください。
- 試験に合格後、内定までの流れについて教えてください。
- 最終合格者は、採用候補者として採用候補者名簿に全員登載されます。任命権者より、採用希望の意向を確認し、採用希望の方は内定となります。その後、基本的には全員の方が採用されます。
県職員の仕事に関すること
- 国家公務員と地方公務員の違いを教えてください。
- 国家公務員は、全国的な視野に立ち国政を担い、採用は各省庁ごとの採用となります。
地方公務員は、それぞれの地方の実情に即した行政サービスを提供し、それぞれの地方公共団体が採用を行います。
国家公務員の試験に合格したからといって、県や市町村の職員になれるわけではありません。
- 県と市町村職員の違いについて教えてください。
- 県は、市町村を包括する地方公共団体として、市町村の区域を越える広域的な仕事や、市町村の規模や能力に応じた補完事務のほか、国、市町村や関係団体との連絡調整といった仕事などを主に担っています。
これに対して市町村は、住民登録等の各種行政サービスを提供したり、家庭ごみ(一般廃棄物)の処理、消防活動などを通して、より住民と直接接触する仕事が中心です。
県と市町村は分担・連携して住民に密着した行政サービスを行っています。
- 広域的な仕事や、国、市町村や関係団体との連絡調整について、
具体的にどのようなものがあるのか教えてください。 - 県は、医療資源や水源など、県内に偏在する地域資源を有効活用し、広域的なスケールメリットを活かした取組や、市町村のバックアップといった取組を展開するなど、県内全域で「総合調整機能」を発揮しています。
例えば、コロナ禍では、医療機関の入院調整がひっ迫した際、県が市町村域をまたいで患者の入院・搬送調整を行いました。
また、総務局のデジタル戦略本部室では、県内市町村のDX推進を支援する仕事があります。自治体間のDX推進の進捗状況の格差を解消し、市町村のDXを底上げしていくことが重要なミッションとなっています。
詳しくは、以下をご覧ください。
<広域的な仕事の例>
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/s6d/r6interview.html
- 県には様々な職種、仕事があると思いますが、どのようなものがありますか。
- 「県の職員の仕事」と言っても、一言では言い表せないほどのたくさんの種類の仕事があります。
職員採用ホームページの「職種紹介」で、職種ごとの職務内容や、受験を希望される皆さんへの「先輩職員からのメッセージ」を掲載しています。
県職員の仕事について雰囲気を感じ取り、理解を深めていただけたらと思います。
県職員の働き方に関すること
- 服装や髪型(色)に決まりはありますか。
- 「働きやすい職場づくり」等の観点から、快適で働きやすい服装(ノーネクタイ、ジーンズ、ウォームビズ等)による勤務を通年で実施しています。明確なルールはありませんが、県職員としての品位を損なわないよう、時、場所、場合に合わせ、県民等に不快感を与えない配慮が必要です。
- 長時間残業はありますか。時間外勤務をしないことを希望することは可能ですか。
- 令和5年度における時間外勤務時間は1人当たりの平均で約12.9時間/月です。
業務の繁忙期や、臨時に対応が必要な場合などには、時間外勤務が発生することはありますが、必要に応じて業務分担の見直しやグループ間の業務応援等を行うなど、業務の平準化に取り組み、職員の健康にも十分留意することとしています。
なお、人事異動に関する意向の調査を毎年実施していて、子育てや介護などの事情への配慮を希望することができるほか、こうした配慮事情を理由とした、時間外勤務の免除等の制度もあります。
- 給与の額や諸手当はどうなっていますか。
- 職種等によって一部異なりますが、1種試験(大卒)の大学新卒の初任給は約253,000円(地域手当を含む)です。大学卒業後に学歴又は職歴がある人は、この額に一定の基準で算出された額が加算されます。
このほか、住居手当、通勤手当、時間外勤務手当、期末・勤勉手当等がそれぞれの支給条件に応じて支給されます。
※詳細は受験案内にて御確認ください。
- 子育てと仕事の両立はできますか。
- 子育て中の職員のワーク・ライフ・バランスの実現を図るため、各種制度を整備するとともに、仕事と家庭の両立が可能な職場環境づくりに積極的に取り組んでいます。また、男性職員の育児休業取得率は、令和5年度に74.7%となっています。
主な子育て関連制度については、こちらをご覧ください。
https://www.pref.kanagawa.jp/osirase/9111/jinji.html
- テレワークや時差出勤、フレックスタイム制度は利用できますか。
- 1人1台モバイルパソコンが配備されていて、コミュニケーションアプリも充実しているため、オンライン会議やテレワークがしやすい環境が整っています。自宅以外でも実施することができ、旅行先のホテルから会議に参加するなど、いわゆるワーケーションも行われています。
時差出勤の制度を利用すると、始業時間を7時00分から10時30分まで30分単位で変更することができます。
フレックスタイム制度を利用すると、1週間あたりの勤務時間は変えずに、1日の勤務時間を変えることができます。
テレワークと、時差出勤やフレックスタイム制度は組み合わせて利用することができます。
- 有給休暇(年次休暇)はどのくらい取得できますか。
- 令和5年度の年次休暇の平均取得日数は、14.7日(知事部局等)です。このほかにも、夏季休暇や慶弔休暇、子の看護休暇などの有給休暇があります。
採用後のキャリアに関すること
- キャリア選択型人事制度とはどのようなものですか。
- 職員一人ひとりが、自らの能力や適性をしっかりと見つめ、県職員としての自らの使命を見出し、意欲と能力の向上を図りながら、やりがいをもって職務に取り組むことができるよう、職員自らが進むべき職務分野を選択して積極的にキャリア開発に取り組んでいく、職員の主体性を重視した人事制度です。
ポイントは、①職員一人ひとりが、自己分析を踏まえた「キャリアプランシート(充実した職員生活を歩むための「設計図」のようなもの!)」を作成すること、②原則として、採用後10年目となる年度に、職員自らが進むべき「職務分野」を選択すること、です。
- 研修制度にはどのようなものがありますか。
- 職員が、キャリアプランに掲げた目標に向け、職務を通じて成長していくことをキャリア開発の基本としています。職員キャリア開発支援センターで実施する研修や各部局が実施する専門研修、職場内研修(いわゆるOJT)など様々な機会を提供し、職務遂行に必要な知識・技能の向上を図っています。
- 人事異動はどのように行われますか。
- 最初の10年間は能力開発期間として概ね2部局3課(所)を目安として人事異動が行われています。この間に本庁と出先機関双方を経験することが多く、その後も本人の希望も取り入れながら人事異動が行われます。
異動範囲が特定の局に限定される自治体もありますが、本県では、職務分野選択前の一般事務職は様々な分野を経験することを主眼とした人事異動を、また、一般事務職以外はできる限り様々な職務を経験し視野を広めることに重点を置いた人事異動に努めています。