行政
- 吉田 昌太
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政策局
自治振興部広域連携課
主任主事
キャリア
- 2013年
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入庁
県立病院課 主事 - 2016年
- 緑県税事務所 事業税課
- 2019年
- 全国知事会派遣
- 2020年
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広域連携課
(2021年より主任主事)
業務内容
少子化や高齢化の進行、人口減少社会の到来、産業構造の転換、環境問題の新たな展開、子どもや青少年をめぐる問題の深刻化など、取り組むべき課題が山積している中、神奈川の明るい確かな未来を築くために、行政全般の様々な業務に従事します。
具体的には、行政課題に対応するための施策・事業等の企画計画、県の施策の周知や県民ニーズ等を把握するための広報広聴、行政課題等に関する調査研究、団体等に対する指導育成、法令等に基づく許認可、国・市町村との連絡調整、県税の賦課徴収などの業務のほか、予算決算経理、庶務、人事労務などの仕事を行います。
主な配属先
知事部局(全部局)、企業庁、教育委員会などの本庁機関・出先機関
MOVIE職種紹介動画
SCHEDULE
1日のスケジュール
拡大時差出勤制度を利用し
8:00?16:45を定時としています!
- どのような業務を行っていますか?
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九都県市首脳会議の事務局業務を
担当しています。1都3県(東京、神奈川、千葉、埼玉)の知事とその政令市の市長で構成される九都県市首脳会議の事務局業務を担当しています。この事務局業務は九都県市各自治体が交替で担当しており、9年に1度回ってくる業務なのですが、今年がちょうど神奈川県の担当です。年2回開催する首脳会議に向け、各都県市や民間事業者など、様々な関係者ときめ細やかに調整を行うなど、円滑な事務局運営に努めています。
- 職場のアピールポイントは?
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明るく活気があり、
良い意味で期待を裏切る自信があります。「真面目で堅苦しい」イメージを公務員に対して持っている方は多いかもしれませんが、良い意味で期待を裏切る自信があります。業務が立て込んで苦しい瞬間があっても、チームの皆で笑い飛ばしながら、協力し合って乗り越えることができる、明るく活気のある魅力的な職場だと感じます。
- やりがいを感じた瞬間は?
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小さな積み重ねで皆様の暮らしを支えることができていると
実感できました。緑県税事務所に勤務していた際、企業向けに調査を実施して、税額の誤りを把握しました。その際、相手方がいかに理解しやすいかを意識して、自ら別途作成した資料を用いた説明を行うなどした結果、納得して追加納付をいただくことができました。追加納付額は1,000円程度で、苦労した割には少ない金額だと思われるかもしれませんが、こうした小さな積み重ねによって税収を確保し、県民の皆さんの日々の暮らしを支えることができているのだと、自らの業務に誇りとやりがいを感じながら、取り組むことができました。
- 業務で苦労した経験は?
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様々な関係者の間で意見をまとめるため、粘り強く調整しました。
神奈川県では、広域自治体ならではの広い視点で県内全域を見渡し、課題などがあった際には、適宜、スピード感を持って国に対して提言等を行っています。
私は、現在所属している広域連携課で、こうした提言等の取りまとめ業務を担当しましたが、様々な関係者がそれぞれに抱える実情やニーズが異なるため、限られた時間の中で妥協点を探りつつ、最も効果的な1つの提言に仕立てていく調整には、大変苦労しました。 調整が難航することもありましたが、関係者の間に入り、粘り強く対応したことで、最終的には全ての関係者で折り合って、国に対し提言を行い、制度改正につなげることができました。
このように、住民目線に立ち、広い視点で様々なニーズなどを把握し、国に強く訴え、制度改正につなげていくという経験は、広域自治体である神奈川県で働くからこそできたことであり、改めて自らの業務の魅力を感じられたことに加え、多数の利害関係者を相手に粘り強く調整する能力が身に付いたと認識しており、今後の県庁人生でも自らの強みとして活かしていけると考えています。
神奈川県職員として働く魅力
行政職は、ソフトからハードまで、極めて幅広い分野の業務に携わる可能性があり、異動をすると、転職をしたかのように業務内容ががらりと変わることも多いです。そのため、最初は何をするにもイメージが湧きにくく苦労することも多いですが、同僚に助けてもらいながら、日々チャレンジを続けることで、知識と経験が自然と身に付き、自らの成長を感じ取ることができます。
神奈川県職員を目指す方への
メッセージ
神奈川県は、人口減少など正解がない大きな課題に直面しています。こうした中、県庁職員を目指して努力を続けている皆さんの、前例にとらわれない柔軟な考え方や、これまでの経験を活かした新しい視点が、何としても必要です。
我々と一緒に、神奈川県をフィールドに様々なチャレンジをしませんか。是非、お会いできるのを楽しみにしています。