機械
- 藤原 琢也
-
県土整備局住宅営繕事務所
営繕設備部機械設備課
主任技師
※2023年現在 - 山本 英明
-
企業局
水道部浄水課
主査
業務内容
- 知事部局
- 県営住宅、教育施設などの様々な建築物の整備に伴う機械設備工事や、下水道事業におけるプラント設備工事の計画から完成までを担当する仕事を行います。
- 企業庁
- 安全で良質な水の安定供給、地球環境に優しいクリーンな水力発電によるエネルギー供給など、県民のライフラインを支えるため、浄水場及びダム施設に設置されている取水設備、浄水設備、排水処理設備、送配水設備、放流設備等の機械設備の整備及び更新に係る工事監督、保安点検、維持管理などを行います。
主な配属先
- 知事部局
- 流域下水道整備事務所、住宅営繕事務所、庁舎管理課、財産経営課など
- 企業庁
- 浄水場、ダム管理事務所、浄水課など
MOVIE職種紹介動画
主な勤務地
- 1県庁
- 2流域下水道整備事務所
- 3住宅営繕事務所
- 4寒川浄水場
- 5谷ケ原浄水場
- 6相模川水系ダム管理事務所
- 7酒匂川水系ダム管理事務所
藤原 琢也
県土整備局
住宅営繕事務所 営繕設備部
機械設備課 主任技師
キャリア
- 2016年
-
入庁
流域下水道整備事務所下水道部機械設備課
技師 - 2020年
-
住宅営繕事務所営繕設備部 機械設備課
(2023年より主任技師)
SCHEDULE
1日のスケジュール
- どのような業務を行っていますか?
-
県有施設に関する工事を担当しています。
県有施設の耐震補強工事や老朽化対策工事における、設計積算および工事監理が主な業務です。
そんな中で私は、県立高校、福祉施設、野外教育施設などの衛生、空調設備工事を担当しています。
- 業務の魅力は?
-
県内の様々な施設に携わることができます。
県有施設やインフラ設備の新築や改修といった、県民の皆さんの生活に欠かすことのできない重要な設備を対象とした業務を担っており、県内の様々な施設に携わることができます。県職員は公共事業を担うので、スケールが大きい工事が多いです。
職場内ではワーク・ライフ・バランスの向上に積極的に取り組んでいて、仕事と家庭との両立がしやすい職場です。
上司が部下に対して積極的にコミュニケーションを取っているので、職場全体でもコミュニケーションがしやすく、仕事が進めやすいです。また、各職員にノートPCが配備されていて、テレワーク等のリモートワークも可能となっています。
- やりがいを感じた瞬間は?
-
関係者と一体となって仕事を
やり遂げた時です。私が所属している住宅営繕事務所では、県内様々な施設の工事を担っており、設計事務所および工事施工者とコミュニケーションをとりながら、完成に向けて一体となって仕事をしています。
工事中は思い通りにいかないことが多々ありますが、それを関係者の皆で乗り切って、施設が綺麗に改修(新築)され、利用者さんや生徒さんたちが喜んでいるという感想の報告を受けると、頑張って良かったなと感じます。
- 業務で苦労した体験は?
-
受け持ちの件数が多い時は
大変でした。時期によっては受け持つ工事の件数が多くなり、対応に苦慮することがありましたが、職場内でサポートをし合い、無事に乗り切ることができました。
この経験から、一人で抱え込まず、積極的に周りとコミュニケーションをとる大切さを学びました。
神奈川県職員として働く魅力
機械職は県有の公共施設や上下水道のインフラ等、人々の生活に欠かすことのできない施設に携わり、機械設備を通して県民の皆さんの安心な生活を守る一端を担っています。
また、業務の中から多くの知識(例えば管工事の知識、上下水道の知識など)を得ることができ、自身のスキルアップに繋がる職業であることも、神奈川県の機械職の魅力だと思います。
神奈川県職員を目指す方への
メッセージ
入庁後は神奈川県内の様々なフィールドで活躍の場が待っています!今まで機械系を進んできた方も、そうでない方でも、優しい先輩方がしっかりサポートしてくれます。
是非、神奈川県の機械職で一緒に働きましょう!
山本 英明
企業局
水道部浄水課 主査
キャリア
- 2008年
-
入庁
寒川浄水場施設部電機課 技師 - 2013年
-
相模川水系ダム管理事務所工務部施設課
(2016年より主任技師) - 2018年
-
寒川浄水場施設部電機課
(2020年より主査) - 2022年
- 浄水課
SCHEDULE
1日のスケジュール
- どのような業務を行っていますか?
-
機械設備関連の技術指導を行っています。
浄水場に設置されている機械設備(主にポンプ・バルブ・ゲート設備)の維持管理や設備更新等に関する業務に携わっています。
その中で私は、機械設備工事における機器の選定や施工方法について技術指導・調整を担当しています。
- 業務の魅力は?
-
実践的な知識・経験が習得できます。
県民の方々に欠かせないライフラインを支える浄水場やダムにおいて、機械設備を適切にメンテナンスすることにより、水の安定供給に携わることができるのが魅力です。
機械設備の修理や点検を職員自身で行うこともあり、実践的な知識・経験が習得できます。また、他職種(行政・土木・建築・電気・環境技術職)の方と仕事をする機会があり、専門外の知識も幅広く吸収できます。
- やりがいを感じた瞬間は?
-
大きな事業をやりきった
達成感を得られた時です。私は、最初に所属した浄水場で大型ポンプ設備の更新工事を担当しました。
工事を施工するには、浄水場を停止することが必要で、作業時間に制限があったため、土木職・電気職・環境技術職の方やポンプメーカーの方と綿密に打合せを行い、ポンプ設備が無事に稼働した時は、大きな仕事をやりきった達成感を得ることができました。
- 業務で苦労した体験は?
-
他機関との連携等、準備が
大変な業務がありました。ダム管理事務所で放流ゲート設備の修理工事を担当した時の話ですが、工事はダムに水がたまった状態で行わなければならず、大規模な仮設の設置が必要でした。
仮設設置の際に、国や警察への許可申請や地元の方への説明など事前準備が多岐に渡り、始めのうちは苦労しましたが、信頼できる先輩からの適切なアドバイスのおかげで、最後までやりきることができました。
この経験から、困っている後輩に対しては、自分から積極的にアドバイスなど声掛けに努めています。
神奈川県職員として働く魅力
神奈川県営水道事業は約90年の歴史があり、神奈川県民の約31%に対して給水しています。神奈川県では、相模川及び酒匂川の水がめとしてのダムから始まり、水道水をつくる浄水場、その後に水を配るポンプ所・配水池・末端給水まで、水道水が作られる全ての過程に携わることができます。機械設備の維持管理を通して、水道が当たり前に使える日常を支えることができるのが大きな魅力です。
神奈川県職員を目指す方への
メッセージ
私たちが携わっている仕事は、県民のいのちと産業を支えるライフラインを守る仕事であり、長い歴史で培われた技術を将来にわたって引き継いでいく使命感とともに、多様化するニーズにも柔軟に対応しながら取り組んでいます。
ぜひ一緒に神奈川県をより一層、魅力ある県にしていきましょう。