保健師
- 和田 隼人
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健康医療局
鎌倉保健福祉事務所
保健福祉部保健予防課
技師
キャリア
- 2020年
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入庁
精神保健福祉センター救急情報課 技師 - 2023年
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鎌倉保健福祉事務所 保健福祉部
保健予防課
業務内容
保健福祉事務所では、結核、感染症、エイズ、精神保健福祉、難病、子どもの慢性疾患等の相談や訪問など専門的な保健指導を行います。併せて、健康危機管理や地域のケアシステムの構築などの広域的な健康課題に対して、効果的・円滑に対応ができるように市町村や関係機関と連携して業務を行います。
児童相談所では、保護者への相談支援や児童への保健指導などを行います。
主な配属先
健康増進課、保健福祉事務所、児童相談所など
MOVIE職種紹介動画
主な勤務地
- 1県庁
- 2平塚保健福祉事務所
- 3平塚保健福祉事務所秦野センター
- 4鎌倉保健福祉事務所
- 5鎌倉保健福祉事務所三崎センター
- 6小田原保健福祉事務所
- 7小田原保健福祉事務所足柄上センター
- 8厚木保健福祉事務所
- 9厚木保健福祉事務所大和センター
- 10中央児童相談所
- 11平塚児童相談所
- 12鎌倉三浦地域児童相談所
- 13小田原児童相談所
- 14厚木児童相談所
- 15大和綾瀬地域児童相談所
- 16精神保健福祉センター
- 17衛生研究所
SCHEDULE
1日のスケジュール
- どのような業務を行っていますか?
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主に感染症・難病に関わる仕事を患者様に
寄り添って行っています。主に感染症・指定難病に関する患者・家族への個別支援や、地域支援ネットワークづくりを行っています。また、感染症業務の主任をしており、COVID-19が5類感染症になってからも高齢者施設等でのクラスター対策は重要と捉え、介護福祉職向けのPPE(感染症に対するN95マスクやガウンなどの個人用防護具)装着等に関する研修会を企画、実施しました。
- 業務の魅力は?
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業務の幅が広く、保健師として様々な
仕事を経験できることです。家庭訪問や電話相談などの個別支援の他にも、HIV相談や難病患者の交流会、結核予防研修会、感染症対策連絡会議など、主任以外の業務にも計画の段階から関わることができます。
- やりがいを感じた瞬間は?
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チームの一員として
活躍できた時。個別支援の中で、将来の変化に備え医療やケアについて患者の意思決定を支援するためのアドバンス・ケア・プランニング(ACP)の会議に、県の保健師として参加したとき、患者・家族や保健・医療・福祉関係の多職種から、対象者を支えるチームの一員として認めてもらうことができたと感じました。
また、結核患者へのDOTS(直接服薬確認療法)で、病名を周囲に話しにくく、服薬は当たり前と言われる中で、保健師の支援が治療継続の支えになっているとの言葉があったときにもやりがいを感じました。
- 業務で苦労した体験は?
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マニュアルのない個別支援に
悩むことはありました。様々な対象者がおり、個別支援はマニュアルどおりにはいきません。個々のニーズにより保健師として何ができるか日々悩むこともあります。
このようなときは、プリセプターや上席保健師から助言を受けられます。家庭訪問など回を重ねて関わることで、本人やその介護者が何を大切にしているのか分かり、関係を作ることができました。
神奈川県職員として働く魅力
保健福祉事務所では、現在の業務以外にも、母子保健や健康づくりなどに関する業務を担当することや、派遣という形で一時的により住民に身近な市町村業務を経験したり、管轄する市町との広域的な活動、精神保健福祉センターや児童相談所など専門性の高い職場を選択することができ、保健師として地域住民に対し様々な角度と距離で仕事ができます。
また、毎月1回、所内全体の保健師の連絡会や課内の保健師の連絡会があり、各事業に関する情報共有をしたり、患者・家族への個別支援や業務に関する相談体制があります。
神奈川県職員を目指す方への
メッセージ
同年代の職員も多く、それぞれの経験を分かちあいながら、様々な業務に携わることができます。プリセプターやメンターなどの制度の他に、先輩や周囲に相談できる体制もあり、保健師として働きやすい環境だと思います。