薬剤師
- 藤山 真樹
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健康医療局
鎌倉保健福祉事務所三崎センター
生活衛生課 主任技師
キャリア
- 2012年
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入庁
薬務課 技師 - 2015年
- 厚木保健福祉事務所生活衛生部食品衛生課
- 2022年
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鎌倉保健福祉事務所三崎センター
生活衛生課 主任技師
業務内容
医薬品製造所、薬局等の薬事関連施設や病院等の麻薬取扱施設の監視指導など「医薬品等の品質確保や適正使用の推進」に係る仕事を行います。
食品の製造所や販売店に対する食品衛生の観点からの監視指導など「食の安全・安心の確保」に係る仕事を行います。
理容、美容、クリーニング等の生活衛生関係営業施設の監視指導など「衛生的な生活環境の確保」に係る仕事を行います。
主な配属先
薬務課、衛生研究所、保健福祉事務所など
MOVIE職種紹介動画
主な勤務地
- 1県庁
- 2衛生研究所
- 3平塚保健福祉事務所
- 4平塚保健福祉事務所秦野センター
- 5鎌倉保健福祉事務所
- 6鎌倉保健福祉事務所三崎センター
- 7小田原保健福祉事務所
- 8小田原保健福祉事務所足柄上センター
- 9厚木保健福祉事務所
- 10厚木保健福祉事務所大和センター
SCHEDULE
1日のスケジュール
- どのような業務を行っていますか?
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食品衛生の観点から食品関係施設などの
監視指導をしています。所属する三崎センター生活衛生課は、薬事衛生、食品衛生、環境衛生に係る様々な業務を行っています。その中でも、私は食品衛生における食品関係施設の許認可、監視指導業務や食品GLPに基づいた収去業務、浄化槽法の施行に関する業務等を担当しています。これら以外にも、旅館業等環境衛生関係施設の監視指導業務等を行っています。
- 業務の魅力は?
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身近な施設の衛生管理を勉強する
楽しみがあります。生活衛生という名前のとおり、県民生活に密着した施設等に対し監視指導を行っています。飲食店や美容所等、普段から自分たちも生活上利用する施設だったりするので、そういった施設の衛生管理は法令上どのようになっているのだろうなど、勉強する楽しみがあります。また、三崎センターは海に囲まれた地域であるように、神奈川県は山と海に恵まれ、それぞれの地域ごとに特色や雰囲気が異なるため、配属先ごとに違いを楽しめるのも魅力のひとつだと思います。職場の雰囲気はよく、上司にも色々と相談しやすいです。また、同世代の職員も多く、私生活の相談等もしたりします。現在は育児のため部分休業を取得していますが、私のように部分休業を取得している職員も多く、そういった職員に対する職場の方々の理解もあり、仕事と家庭を両立することができています。
- やりがいを感じた瞬間は?
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衛生指導の中で、今まで以上の
意欲で活動される姿に
嬉しくなります。営業者に対して衛生指導をする中で、営業者の方の中には指導内容に対し理解を示されない方もいらっしゃいます。そんなときは、公衆衛生のプロフェッショナルとして、丁寧に分かりやすく説明・指導する必要があります。そんなやり取りを通じ、営業者の方の理解を得られたり、もっと今以上に衛生管理を向上させたいと意欲的に活動されている営業者の方の姿を拝見した際には本当に嬉しく思いました。このように営業者の方々と信頼関係を築き、一緒に、より良い施設にするにはどうしたらいいかと考えていく過程にやりがいを感じています。
- 業務で苦労した体験は?
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たくさんの法令等を
理解することが大変。業務で大変な事としては、業務内容が多岐に渡るため、多くの法令等を理解しておかなければならないことです。
しかし、難しい案件等、自分だけでは判断がつかないようなものについては、各分野のプロフェッショナルである諸先輩方に相談するなど、所属を越えて相談しやすい職場環境のため、本当に恵まれています。
神奈川県職員として働く魅力
神奈川県の行政薬剤師の仕事は、公衆衛生のプロフェッショナルとして活躍できる誇れる仕事だと考えています。正直なところ、薬学生時代は公衆衛生についての知識はほとんどありませんでしたが、実際に行政薬剤師として従事し、研鑽を重ね、その結果を業務に活かすことが最終的に県民生活に寄与できると考えると、本当にやりがいのある仕事と感じます。
神奈川県職員を目指す方への
メッセージ
県職員を目指す上で、入庁してからのことを不安に思う方もいらっしゃると思います。
ですが、職員の方々はとても親しみやすく、そんな不安もすぐに吹き飛んでしまうと思います。ぜひ、入庁してから一緒にやりたいことを思い描きながら、公務員試験に臨んでください。私たちと一緒に神奈川県をより良い県にしていきましょう。