INTERVIEW

INTERVIEWワーク・ライフ・バランス インタビュー

河野 智子

CASE 01育児と仕事を両立する
幹部職員

河野 智子

政策局 いのち・未来戦略本部室
室長代理

1995年入庁
行政

※2023年現在

業務内容

神奈川県は「SDGs未来都市」に選定されています。
私たちのグループでは、SDGsの推進に資する事業を展開している企業・団体等を「かながわSDGsパートナー」として、登録・発信し、連携してSDGsの普及促進活動に取り組むとともに、地域金融機関と連携してSDGs金融を推進するなど、多様な主体とのパートナーシップにより、SDGsの取組を促進しています。

業務の魅力

県では、私がこれまでに担当した、教育や産業振興以外にも、防災、環境、保健福祉、子育て支援、労働、土木関係など多様な業務があり、それぞれの職場で、地域の発展や県民のみなさまの福祉向上に貢献できるのが魅力です。
また、職場の魅力として、風通しの良い職場づくりに取り組んでいることや、多様な働き方へ対応していること、男女問わず、育児休業を取得しやすい雰囲気があることなどがあげられます。
さらに、国や民間企業への派遣制度、海外チャレンジ制度など、職員の能力向上や挑戦を後押しする制度も用意されています。

業務内容
私のワーク・ライフ・バランス

私のワーク・ライフ・バランス

キャリア

1995年
生命の星・地球博物館
1998年
高校教育課
2002年
教育局総務室
2005年
県土整備経理課
2008年
日産自動車株式会社 派遣
2009年
行政課
2012年
商工労働局総務課
2012年
結婚
2015年
出産
出産休暇
(産前産後8週)
2016年
育児休業(11ヶ月間)
2019年
産業振興課 主幹
2020年
産業振興課 GL
2021年
子どもの小学校入学
2023年
いのち・未来戦略本部室
室長代理(SDGs推進担当)
現職までのキャリア形成
キャリアの前半は、総務や経理などの内部管理的な業務が、キャリアの後半は、企業支援やSDGsの普及啓発など外部とかかわる業務が多いように思います。
また、日産自動車株式会社への派遣では、人財育成を担当しました。(あえて人財と書くのは、人は財産であるという考えからです。)
同僚とのコミュニケーションや会議は英語で行われることも多く、県庁とは異なる環境の中で得られた知識や気づきは、県での業務や仕事の進め方に活かしています。

使用した制度

  • 出産休暇

    出産予定日前8週間目(多胎妊娠の場合は前14週目)に当たる日から出産の日後8週間目に当たる日までの期間内において、必要な日数の休暇を取得できます。

  • 育児休業

    3歳に満たない子を養育する職員は、原則2回まで取得できます。男性職員の場合は、これに加えて子の出生後8週間以内に2回まで取得できます(産後パパ育休)。

  • 育児休暇

    生後1歳6月に達しない子のために、1日2回それぞれ60分の休暇を取得できます。

安心して出産・育児の休暇を取ることができました。
出産時は副主幹という役職で、責任も重くなっていたため、1年間のお休みは、職場の人に迷惑をかけるのではないかと不安でしたが、上司や同僚の協力や配慮のもと、安心して出産育児のお休みをとることができました。子どもが小さいときは、定時で退庁できるよう配慮をしていただいたり、子どもが発熱し、急に仕事を休むことになったときは、フォローしていただいたり。育児中の先輩パパやママが多いので、育児の悩みについて相談にのっていただくこともあります。周囲の方のおかげで何とかここまでやってくることができたように思います。
柔軟な働き方に対応できる環境が整っています。
県の仕事は多岐にわたるため勉強は欠かせませんが、どの仕事も向き合い続けていくうちに、必ずおもしろさややりがいが見えてきますし、スキルアップにもつながります。また、育児に関する制度も整備されており、男女問わず、育児休業を取得しやすい雰囲気があります。テレワークや時差出勤など、柔軟な働き方ができるのも魅力です。
ぜひ私たちと一緒に神奈川県庁で働きましょう。
安井 将人

CASE 02育児休業を
取得した職員

安井 将人

福祉子どもみらい局 福祉部
障害サービス課 主任主事

2013年入庁
行政

※2023年現在

業務内容

障がいのある方が入所する施設や日中に通う事業所などが業務の効率化や職員負担の軽減を目的に介護ロボットやICT機器を導入する際の経費の補助、障がい福祉分野での様々な補助金に関する事務など、主に事業所等の利用者の支援をサポートする業務を行っています。

業務の魅力

県では、障がい者に関わる全ての人が本人の望みや願いに寄り添いながら、本人が自己選択、自己決定し、希望する場所で、自分らしく暮らしていくことを支援するという、新たな障がい福祉を推進するため、「神奈川県当事者目線の障害福祉推進条例~ともに生きる社会を目指して~」を制定しました。この条例を基に、本人が希望する場所で生活できるよう市町村や事業所等と協力しながら取組を進めています。
「当事者目線の障がい福祉」を推進するという目標のために、どのような課題があり、どうすれば解決できるのか議論し、実際の施策となっていく過程や、様々な議論を経て施策となったものについて、具体的に取組を進めていくことはとても充実感があり、やりがいを感じます。

業務内容
私のワーク・ライフ・バランス

私のワーク・ライフ・バランス

キャリア

2013年
横須賀県税事務所間税課 主事
2016年
税制企画課
2018年
第一子 育児休業(1ヶ月間)
2019年
真鶴町派遣
2021年
障害サービス課 主任主事
2022年
第二子 育児休業(8ヶ月間)
キャリア

使用した制度

  • 妻の出産による特別休暇

    妻の妊娠28週目以降出産の日から2週間以内に、通算3日の休暇を取得できます。

  • 育児参加休暇

    妻の出産予定日前8週間目に当たる日から出産の日以降1年を経過する日までの期間内において、5日の休暇を取得できます。

  • 育児休業

    3歳に満たない子を養育する職員は、原則2回まで育児休業できます。男性職員の場合は、これに加えて子の出生後8週間以内に2回まで取得できます(産後パパ育休)。

  • 育児休暇

    生後1歳6月に達しない子のために、1日2回それぞれ60分の休暇を取得できます。

  • 子の看護休暇

    義務教育終了前の子の看護のために1年につき5日(小学校就学前の場合は6日、義務教育終了前の子が2人以上の場合は10日)の休暇を取得できます。

期間の異なる2度の育児休業を取得。
長男が生まれたとき、妻の負担を減らしたい、子どもと一緒に過ごす時間を確保したいという思いから1か月程度育児休業を取得しました。
しかし、その1か月は初めてのことばかりであっという間に過ぎ去ってしまいました。そのため、次の機会があればもっと長く育児休業を取得したいと思っていたところ、同僚でも半年や1年間育児休業を取得する男性職員が増えてきました。そうしたこともあり、長女が生まれたときには約8か月間の育児休業を取得しました。
休業のおかげで子供の成長に寄り添うことができました。
8か月も振り返るとあっという間でしたが、長女が日々成長し、できることが増えていくことを実感しながら過ごせたことや、長女が生まれたことに不安を感じていた長男にも時間をしっかりとって寄り添うことができ、不安を乗り越えて大きく成長していく姿をみれたことは本当にかけがえのない宝物のような時間になりました。
そうした時間を過ごせたのも、希望する期間の育児休業を取得できるような職場の理解や県庁全体の雰囲気があってのことだと思います。
現在もテレワークを利用して業務に取り組んでいます。
育児休業から復帰した後も、1日1時間の育児休暇を取得して、子どもたちを保育園に送り出したり、帰宅後には家族そろって食事を取ったり、子どもとお風呂に入って、寝かしつけをしたりという日々を過ごしています。
そうした生活をするために、仕事では、いつ何をやるのかというスケジュールをしっかりと立てて、メリハリを付けることを意識しています。
また、週に1回程度のテレワークを取得して、集中して事務作業に取り組む日を作っています。
テレワークの日は通勤時間が無くなるので、家族で過ごす時間を増やすことができるのも魅力の1つです。