平塚市役所への派遣について、語ってもらいました。
- 平塚市役所での経験について
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私は2019年から2年間、職員交流事業で交流職員として平塚市役所派遣を経験させていただきました。
派遣先の平塚市役所では、福祉総務課に配属となりました。課の主な業務としては、保健福祉の総合的企画調整、民生委員児童委員や社会福祉法人に関することや保健福祉相談窓口など幅広い業務がありました。2年目には、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、その影響を受けた方への支援などの業務にも携わりました。
市役所への派遣を通じて、生活に困り不安を抱える人たちにどう寄り添いどう支援ができるかという課題に、より県民の方に近い場所で取り組むことができ、とても良い経験となりました。 - 派遣の経験を経て感じた神奈川県職員の魅力について
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市町村派遣の経験を通じて感じた県職員の魅力は、スケールが大きい事業を行うことができることです。
市町村職員は、その市町村に対応したピンポイントの施策を計画しますが、県職員は県全体に対応する施策を計画します。神奈川県は、市町村ごとに観光に力を入れている所もあれば、産業や住環境の整備に力を入れている所もあり、幅広い特色やニーズがあります。その中で、県全体に広く効果がある施策を計画することはとても難しいですが、だからこそやりがいを感じられます。
また、市役所職員では地域の方々や地元企業の方などと深く関わりをもつことが多いですが、県職員では、国・市町村・関係団体や民間企業など幅広い分野の方と関わりをもち、業務を進めていくことが多いので、広い人間関係を築くことができ、視野や考え方が広がり、自分の成長にもつながっていると思います。