INTERVIEW 職員インタビュー

INTERVIEW職員インタビュー

神奈川県で働く魅力について、
先輩職員の声を紹介します。

加藤 美彩紀

加藤 美彩紀

教育局 行政部 財務課
主任主事

2013年入庁
行政

※2023年現在

キャリア

2013年
入庁
県央地域県政総合センター総務課 主事
2016年
企業誘致・国際ビジネス課
2019年
平塚市派遣
2021年
教育局財務課 主任主事
加藤 美彩紀
普段の業務内容は?

県立学校の維持運営予算に関する業務です。

神奈川県立高等学校、中等教育学校及び特別支援学校の光熱水費や設備の保守管理などの基本的な維持運営に係る予算事務や、所属している財務指導グループ全体の予算要求・決算とりまとめに携わっています。
具体的な業務としては、県立学校の維持運営に係る経費の予算調整及び各学校にある事務室へ維持運営費を配り、実際に光熱水費の支払いや設備保守管理の契約を行ってもらっています。

業務の魅力は?

学校という学びの場を
支える仕事が
できることです。

県立学校という大切な学びの場の基盤を支える業務なので、やりがいを感じています。
県立学校の維持運営に係る予算調整が主な業務なので、実際に自分の業務がどのように学校に役立っているのか見えづらく、他の業務に比べて魅力ややりがいが分かりづらい仕事かもしれません。
しかし、調整に不備があれば、様々な維持運営の経費が払えなくなり、児童・生徒に危険が及ぶなど学校が立ち行かなくなってしまいますので、学校という学びの場を支える仕事ができることが今の業務の魅力だと感じています。
また、この職場は比較的年齢の近い人が多く、相談がしやすいと感じています。

やりがいを感じた瞬間は?

県民の方から業務について反響が得られたときです。

県立学校で使っている電気については、当初、段階的に再生可能エネルギー電力へ切り替えを行う予定でした。しかし、高校生の再生可能エネルギー電力への早期切り替えを希望する署名の提出に応じ、当初の計画より前倒しでほぼ全ての県立学校で再生可能エネルギー電力への切り替えを行いました。燃料価格の高騰もある中、調整は大変でしたが、反響が得られたときにやりがいを感じました。

加藤 美彩紀
今後の展望について教えてください。

児童・生徒たちが安全・安心に学びを
続けられるよう予算の調整を行います。

県立学校の維持運営に係る予算調整業務のため、他の事業とは違い事業自体に明確なゴールはありません。
県立学校は建てられてから長い年月が経っているものも多く、保守管理の費用も多くなっています。また、物価高騰などにより年々維持運営費が多くなっています。様々な経済情勢や県全体の予算制約もある中で、児童・生徒たちが安全・安心に学びを続けられるよう、予算の調整や効率的な活用を行いたいと思っています。

あなたにとって神奈川県職員として
働く魅力とはなんですか?

実際に様々な業務を経験して、
自分の専門的な職務分野を選択できます。

一般企業ではなかなか取り組めないような事業へ最前線で取り組むことができます。例えば、2所属目の企業誘致・国際ビジネス課では、「セレクト神奈川100」という神奈川県に企業を100件誘致するという事業に携わりました。神奈川県で様々な施策を行うためには、多くの企業に神奈川県に立地してもらい、地域を活性化して税収を確保しなければなりません。企業へ訪問し、神奈川県の魅力を伝え誘致するという規模の大きな仕事は一般企業では取り組めない仕事だと思います。
また、様々な事業・業務を経験し、自分が希望する職務分野を選択できるのも魅力です。県は3~4年に1回、人事異動があり、異動ごとに様々な事業・業務を経験することができます。そして、入庁10年目には今までの経験を活かし、自分の希望する職務分野の選択をすることができることが県職員として働く魅力だと思います。

PICK UP

平塚市役所への派遣について、語ってもらいました。

平塚市役所での経験について
私は2019年から2年間、職員交流事業で交流職員として平塚市役所派遣を経験させていただきました。
派遣先の平塚市役所では、福祉総務課に配属となりました。課の主な業務としては、保健福祉の総合的企画調整、民生委員児童委員や社会福祉法人に関することや保健福祉相談窓口など幅広い業務がありました。2年目には、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、その影響を受けた方への支援などの業務にも携わりました。
市役所への派遣を通じて、生活に困り不安を抱える人たちにどう寄り添いどう支援ができるかという課題に、より県民の方に近い場所で取り組むことができ、とても良い経験となりました。
派遣の経験を経て感じた神奈川県職員の魅力について
市町村派遣の経験を通じて感じた県職員の魅力は、スケールが大きい事業を行うことができることです。
市町村職員は、その市町村に対応したピンポイントの施策を計画しますが、県職員は県全体に対応する施策を計画します。神奈川県は、市町村ごとに観光に力を入れている所もあれば、産業や住環境の整備に力を入れている所もあり、幅広い特色やニーズがあります。その中で、県全体に広く効果がある施策を計画することはとても難しいですが、だからこそやりがいを感じられます。
また、市役所職員では地域の方々や地元企業の方などと深く関わりをもつことが多いですが、県職員では、国・市町村・関係団体や民間企業など幅広い分野の方と関わりをもち、業務を進めていくことが多いので、広い人間関係を築くことができ、視野や考え方が広がり、自分の成長にもつながっていると思います。

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